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「予約した柴田です」
あれから2週間。今日はしばゆーと飲む日。お店はこの前遭遇したところ。しばゆーが「予約しといたから！」と言っていたので、受付でしばゆーの名前を言った。謎に恥ずかしくなりながらも案内されたのは、この前ヒロトと飲んだ時と全くおなじ個室だった。
「あとでもう1人来ます」と言うと、バイトらしき女の子が「あとで案内させていただきますね」と言って行ってしまった。
個室に入り、特にすることもなかったのでスマホをいじっていると急に引き戸があき、息を切らしたしばゆーが立っていた。
「ごめん…！撮影長引いた！」
「全然大丈夫、ってかそんな急がなくてもよかったのに笑」
私がそう言うと、しばゆーは座りながら
「女の子を待たせるの嫌いだから」
とカッコつけた。「そーですかー」と流すと「Aちゃんひどい！！」と言って泣き真似をしだした。
「柴田くーん、何飲みますかー？オレンジジュースでちゅか〜？」
「うざ笑笑」
「いやのってよ！？私、ただのあたおかじゃん！」
「それはみんな知ってるから笑」
しばゆーはそう言うと、「俺これ飲もー」と言って店員さんを呼んだ。
注文した品が全て届き、しばゆーと話が弾む。最近りょうくんがいじめてくるだとか、としみつに彼女できてうざいだとか東海オンエアメンバーの話が聞けてほんとに楽しいし、何よりしばゆーのトーク力が凄い。笑(色んな意味で)
「っていうかさ、しばゆーなんか聞きたそうな顔してるじゃん？どうしたの？」
私がそう言うと、しばゆーは「え、あ、べ、別に…大したことじゃないし…」と明らかに動揺した。そして、深呼吸をすると真剣な表情でこちらを見た。
「あのー、この前一緒にいた男の子いるじゃん…？」
「あぁー、ヒロト？」
「そのー、ヒロトくん？って…彼氏だったり…」
しばゆーのその言葉を聞いた瞬間お酒ふくかと思った。←
ヒロトと私が？ないないない！！
「彼氏じゃないし、ヒロトのこと好きでもないよ笑ただの幼馴染みってやつ笑」
私がそう言うとしばゆーは「よかった〜！」と言った。よかった…？なんで…？私が考えていると、しばゆーもそれに気付いたのか慌てて
「あの、その、彼氏とかだったらAちゃんと2人で飲みに行くの駄目かなって…！だから、そのー、彼氏じゃなくてよかったって意味！」
そっか、そうだよね。
一瞬期待した私がばかだった。しばゆーが私の事好きになるわけないし…。私の片想いなんだから。
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さや - めっちゃ良かった！ (2020年10月30日 11時) (
レス) id: f76329b1fd (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» 返すの遅くなってごめんね！わかる！！笑てっちゃんいい子すぎて泣きそう…笑 (2020年2月24日 6時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - 最後のちょっと切ない感じが好き！てっちゃんの優しさが伝わってくるし！！ (2020年1月27日 21時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - うん！！よろしくね〜！ (2020年1月26日 18時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» ありがとううううう！！！仲良くしよしよ！ (2020年1月26日 16時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きこちゃむ | 作成日時：2019年10月16日 18時
