。+°11memories°+。ver.番外編5 (ページ30)

今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:5,398 hit

183ページ鏡夜ページ30

病院に戻り、僕はナースコールを鳴らした。すぐに医者と看護師がかけつけ診察など色々終わった。

お母さんとお父さんが僕が起きたということを聞きつけ病院にやって来た。涙を流しながら「よかったよかった」っと言っていた。久しぶりにお母さんとお父さんを見て僕も涙を流した。

3日後。退院した。退院して真っ先に雷門中に向かった。行く途中に何もかもが変わっていてビックリした。まあ当たり前だろう。雷門中も変わっていた。

鏡夜「……いやぁ…凄い変わりようです………」

時代の流れというものは凄いですよね。

？「！おいお前！鏡夜かっ？！」

鏡夜「はい？」

後ろから名前を呼ばれたので振り向くと＿＿＿円堂君と鬼道君、音無さんがいた。

鬼道「夜凪…！」

音無「鏡夜さんっ！」

鏡夜「！！円堂君、鬼道君、音無さんっ！」

まさかここへ来て会えるとは思えなかった。同時に3人に会えるとは思えなかった。

鬼道「夜凪…起きたのかっ！」

鏡夜「はい。起きましたよ。じゃなかったらここへいませんよ。」

メガネをクイッと上げて苦笑いした。3人共なんだか変わっていないような気がします。

音無「うぅ…よかったです…！」

円堂「…あぁ！…………このこと紫蘭にも早く伝えてあげたいな。」

円堂君が紫蘭さんのことを言うと音無さんと鬼道君の顔が暗くなった。

鏡夜「それなら大丈夫です。僕は紫蘭さんと会ってきました。色々あって」

3人「色々？」

次は驚いた表情になった3人。まぁ…無理もないですね。

？「円堂達何してんだよ」

そこへ現れた1人の男性。あ、この人…10年前の紫蘭さんに今まであったことを流してもらったとき出て来てましたね。えーっと…

鏡夜「あ、そうそう！不動明王さんですね！紫蘭さんの彼氏さん！」

不動「……お前誰だよ」

え、ちょっと睨まれました。怖いですねこの人。本当に紫蘭さんの彼氏さんですかね？こんなに怖い人…紫蘭さん何かされてませんかね。

鏡夜「あ、えっと夜凪鏡夜です！」

不動「！お前が？…アイツから聞いてた。起きたんだな」

アイツというのは紫蘭さんのことですね。わかりますなんとなく。

鏡夜「はい！で、ちょっと不動君とお話したいことがありまして！紫蘭さんとの関係を聞きたいです！彼氏さんなのはわかってますが、くわーしく聞かせてもらいたいですね！」

不動「お前母親属性か！」