。+°11memories°+。ver.番外編3 (ページ36)

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111ページ　真夏ページ36

わぁーゾロ目だうれし((

ｰｰ

真「ほんっとに誰もいないよね…?」
隼「お前、なんでそんなそわそわしてンだよ。」
真「だってさ、知り合いとかいたら嫌だし?ましてや幼馴染み軍団に見られたら

『いつもの仕返しだー』

とか言われてからかわれそう…」
隼「相変わらず想像力豊かだな…」
真「そりゃどーも。」

ホントにいないよね…?つか自分から誘っといてなに気にしてんだろ。
まぁこれが人間の本能だよね。うん、きっとそうだ。

ーその頃、玲央はー

真夏が瞬木を迎えに行ったはいいけど、その間俺は何してよう。

暇、としか言いようがねぇぞ。
あーくっそ、マジ暇。

寝ようかや……((ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ﾁｯ……ったく誰だよ人が寝ようと思った矢先に

玲「はい、今開けます…(ｶﾞﾁｬ ……山菜？」
茜「あ、玲央くん。真夏ちゃんいないかな？おいで～って言われて来たんだけど。」

くそ、真夏の奴余計なことしやがって……!!
でも、まあ、休日に山菜に会えた。それが嬉しくて真夏に感謝する俺がいるわけで。

玲「真夏、今ちょっと駅に行ってていねーんだ。ごめん。
すぐ帰ってくるし、上がってていいよ。」
茜「えっ…そんなの迷惑にならない？」
玲「どうせいてもいなくても上がれて言うとだろうしな。玄関で立ち話よりも中でくつろげる方がいいだろ？」
茜「それじゃあ、ご厚意に甘えます。お邪魔します。」

ん？家に上がらせたのはいいけど今俺一人……つ、つまり山菜とひとつの空間に二人っきり＿＿＿!?

やっべ、心臓のドキドキ止まんない、もう破裂寸前ちょっと弱いな俺の恋愛ハート。

最近、自分に自信をなくしてた。だから、今自信を取り戻さなくちゃ。

浜野と、速水と、倉間と、霧野と、一乃と、青山と、そして神童と。
誰もが山菜とお似合いに見えてきて(この大半が彼女持ちなのはさておき。)自分が凄く霞んでみえて、真夏も瀬戸も、皆応援してくれてるのに期待に答えられずにいる俺がいて、それを乗り越えようとしてる俺がいる。

勝つのは、どっちの俺＿＿＿＿??

ｰｰ
誰かいじってくれたら嬉しいけど…この状態(真夏たち+弟、妹ズ←)だといじれねーよな((