番外編-侑-※ ページ45
-年明け前の出来事-
※2人は付き合ってる設定の番外編となります。
少しピンクです。
侑「奏〜ーそろそろ年明けるで〜」
貴「んー…もう無理…ねむい」
年明けまであと数分。
恋人である侑が泊まりに来て、一緒に年を越すのを奏の部屋で待ち望んでいた…が、奏は睡魔に襲われていた。
侑の膝に頭を乗せて寝っ転がってる奏の頭を、嬉しそうに撫でる侑。
貴「嬉しそうだね…」
侑「そら、嬉しいに決まっとるやろ!奏と年越せるんやで?幸せやわ」
貴「そ、そう…」
侑「奏は?」
貴「?なに…?」
侑「俺と一緒居って嬉しないん?」
そう言いながら僕の頬に手を置いて、顔を向かせて微笑んで見つめてくる侑を見て、思わずときめいてしまう。
恋人だからか、頬が熱くなるのが感じる。
貴「……嬉しいに決まってるじゃん」
顔を背けて言うと、侑はさっきよりも嬉しそうな顔をして俺に抱きついてきた。
貴「ちょ、侑」
侑「あかん!幸せすぎて死んでまうわー、」
貴「大袈裟だよ、」
侑「大袈裟ちゃうよ。ほんま、幸せやわぁ〜」
僕を抱きしめながら、
そう言い続ける侑を見てると恥ずかしくなり顔を背けると、顔を捕まれ侑と見つめ合う形になった。
侑の顔は頬が少し赤くなってるのがわかった。
数秒見つめあった後に、侑が口を開けた。
侑「キスしてええ、?」
貴「……言わなくても分かってるくせ…」
侑「はは、せやな」
僕は侑の肩に腕を回し、
侑の口付けを受け入れた。
侑「ン……んンっ(ヌル」
貴「ん!?ア…ツム……ふァ」
触れるだけの口から舌がいきなり入れられて、
後ずさろうとすると侑の腕が腰にまわされて逃げられず、深い口付けをした。
貴「ん…ぷはっ!ハァ…やりすぎ」
侑「我慢できんかったんや」
貴「もう……
…てか年明けてるじゃん」
侑「え?」
スマホで時間を見ると、とっくに年を明けていた。
それを知った瞬間、侑が倒れ込んだ。
貴「!?なに」
侑「最悪や!折角、奏と年明けた瞬間にあけおめ言うて、イチャつく計画が…ッ」
貴「……馬鹿だね」
侑「うわー!数分前の我慢できひんかった俺をめっちゃ恨むわ!」
そう落ち込む侑に呆れつつ、
近寄りしゃがみこみながら頬にキスをした。
貴「…そんなのこれからいつでも出来るじゃん」
侑「!ハハッ…せやな。
改めて、あけおめ。奏」
貴「あけおめ、侑」
そう言いながら、また僕らは口付けをした。
203人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅まっちゃ(プロフ) - あぁぁあありがとうございます!(><)楽しんでいただけて何よりです!完結できるように頑張りますので、これからもよろしくお願い致します (2021年6月3日 20時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - 凄く感動しました!お話のストーリーもとても美しくて今まで読んだどの愛され小説よりも面白いです!更新楽しみにまってます! (2021年6月2日 12時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - キースさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しいです!こちらも、更新できるよう頑張りますのでご付き合い頂けると嬉しいです!m(_ _)m (2021年5月30日 23時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 好きです…ホントにどタイプなお話でした!一気に全部読んでしまって時間がめっちゃ過ぎてた…これからも応援しています!頑張ってください(*'▽'*) (2021年3月29日 8時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 時透翔陽(暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)さん» 誤字報告ありがとうございます!!直ちに修正します!(>_<)ゞこちらこそ、読んで下さりありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります!ありがとうございます! (2020年11月15日 22時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅まっちゃ | 作成日時:2020年8月3日 21時