49曲目 ページ4
「そこで何してるのかな？」
突然の声に驚き、横を向くとそこにはいつの間にか風呂上がりであろう黒髪の人がいた。
貴「……だれ？」
？「俺だよ。」
貴「…オレオレ詐欺？←」
黒「ちげーよ！黒尾鉄朗だよ！」
あー鉄朗さんか。なーんだ…って
貴「…はぁ！？鉄朗さん！？？え、あ、ヅラだったんですか？！」
黒「いや、地毛だよ！？あれは寝癖」
えー、まじか…。
…てか、どう寝たらあんな寝癖つくんだ…。
貴「でもどうしてここに…風呂の時間じゃ…」
黒「んー？風呂ならもう入ったよ。
…それに、誰かさんが落し物をしたから俺が届けに来たんだけどなー」
そう言いながら、タオルを回す鉄朗さん。
…あ、それ僕のタオルじゃん。
何かを察した鉄朗さんはニコリと笑ったので「すみません…」といいながらタオルを受け取った。
黒「…で、2人は手なんか繋いで何してたのかな？」
なぜか黒い微笑みで質問してくる鉄朗さんに驚きつつも、どうしよう…と悩んでいると
赤「爪が荒れてたので少し見てただけですよ。ね？奏」
貴「！う、うん！」
その言葉にあまり納得してなさそうな顔で「ふーん」と言ってじーっと見られる。
…なんか、怒ってる？
と思ってると後ろから「喉乾いたーー！！」と言って走ってくる人は、僕達を見て目を見開く。
？「おー！なんだ、お前らこんな所に居たのか！！俺だけ仲間はずれなんて許さねーぞ！」
貴「……だれ？」
黒「木兎だよ」
貴「は？…え、あ、ナルホド。」
赤「絶対理解してないでしょ。奏」
木「あ？なんの話してんだ？」
黒「なんでもねーよ。つか、うるせーから落ち着け。」
「えー！」と言いながら飲み物を買う木兎さん。…普段髪上げてる人が下ろすと全然違うんだな…別人じゃん。
とりあえず、飲み干した缶をゴミ箱に捨てる。
木「あ！そう言えば奏ってバレー出来んだろ？明日自主練付き合ってくれよ！」
貴「え、いや僕そんなに上手くないですよ！」
木「えーでも黒尾が上手いって言ってたぞ？」
あの、詐欺師主将ｯ!←口が悪い
そんな事を思いつつも木兎さんは僕の肩に腕を回し「なーいいだろー？」と言って揺らしてくる。
……あーもう！どうにでもなれ！！
貴「わ、かりました！付き合いますから、離れてください！」
木「お！まじか！やった！！じゃあ、部屋でトランプしようぜ！←」
貴「え、なぜに？てか、あの、離して…」
木「よーし！行くぞー！←」
貴「話聞いてます!?←」
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紅まっちゃ(プロフ) - あぁぁあありがとうございます！(><)楽しんでいただけて何よりです！完結できるように頑張りますので、これからもよろしくお願い致します (2021年6月3日 20時) (
レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - 凄く感動しました！お話のストーリーもとても美しくて今まで読んだどの愛され小説よりも面白いです！更新楽しみにまってます！ (2021年6月2日 12時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - キースさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです！こちらも、更新できるよう頑張りますのでご付き合い頂けると嬉しいです！m(_ _)m (2021年5月30日 23時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 好きです…ホントにどタイプなお話でした！一気に全部読んでしまって時間がめっちゃ過ぎてた…これからも応援しています！頑張ってください(*'▽'*) (2021年3月29日 8時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 時透翔陽（暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)さん» 誤字報告ありがとうございます！！直ちに修正します！(>_<)ゞこちらこそ、読んで下さりありがとうございます！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ありがとうございます！ (2020年11月15日 22時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅まっちゃ | 作成日時：2020年8月3日 21時
