48曲目 ページ3
その後、湯船には浸からず風呂場を出た。寝巻きに着替えて自販機の横にあるベンチに座る。
…はぁ、マネはマネで仕事が意外と多くてどっと疲れたな…と思いつつ、すこし目を瞑る。
ぴとっ
貴「ひゅあｯ!!」
首ともに突然冷たいものが当てられてビックリする。当てられた方をみると、缶のオレンジジュースを持った京治が居た。
貴「け、京治か…びっくりした」
赤「ふっ…ごめんね。黒尾さんが奏は首が弱いって言ってたからつい…」
貴「なっ！…あの人後でシバこ←」
赤「ふふっ、はい。どうぞ」
貴「え、いいの？」
赤「奏の為に買ったんだし、それに驚かせたお詫びにね」
貴「そうなんだ。ありがとう」
オレンジジュースをもらい、早速開けて飲む。
お、美味しい…風呂上がりの冷たいジュースっていいよね…。ジュースに癒されてると京治は隣に座ってもう一個のジュースを飲んだ。
貴「京治はどうしてここに、？」
赤「ん？…木兎さんから逃げてきたのと飲み物買いにね。」
貴「あー…お疲れ様です」
赤「ありがとう…」
京治も力と同じ感じだな…。大変そうと思いつつ、またジュースに口をつける。
____…………
しゃ、喋ることが無い…。いや、元々人見知りだからさ…うん。なにか話題…と悩んでると京治の口が開いた。
赤「…奏って黒尾さんと付き合ってる？」
貴「ブフｯ!!」
突然の言葉に思わずジュースを吹き出しそうになった。
な、なぜに…ｯ！！？
貴「ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…な、なんで、？」
赤「いや、黒尾さん奏の話する時楽しそうな顔をしてるし、結構仲がいいみたいだったからそうなのかと思ったけど…違った？」
貴「断じて違う！…あの人は僕をからかって楽しんでるんだよ。多分」
赤「そうなんだ。(…黒尾さんはそう思ってないだろうけど…黒尾さんドンマイ…)」
僕は息を整えて、ジュースを飲み干す。
赤「じゃあ……」
空になった缶を持ち、捨てに行こうとした瞬間片手の手首を掴まれた。
赤「…俺が狙ってもいいよね」
貴「えっ…」
掴まれた手首は京治の元に引き寄せられて、手の甲に口付けされた。
貴「なっ、なな…ｯ!!」
少し頬が赤くなりつつも、焦って言葉が上手く出ない。え、急になに！？？←
赤「…ふっ」
焦って僕をみて、突然笑い出す京治。
貴「え、なになに？」
赤「ごめん。反応が面白くて…ｸｽｯ」
「な…ｯ」と僕が驚いてると
「そこで何してるのかな？」
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紅まっちゃ(プロフ) - あぁぁあありがとうございます！(><)楽しんでいただけて何よりです！完結できるように頑張りますので、これからもよろしくお願い致します (2021年6月3日 20時) (
レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - 凄く感動しました！お話のストーリーもとても美しくて今まで読んだどの愛され小説よりも面白いです！更新楽しみにまってます！ (2021年6月2日 12時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - キースさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです！こちらも、更新できるよう頑張りますのでご付き合い頂けると嬉しいです！m(_ _)m (2021年5月30日 23時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 好きです…ホントにどタイプなお話でした！一気に全部読んでしまって時間がめっちゃ過ぎてた…これからも応援しています！頑張ってください(*'▽'*) (2021年3月29日 8時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 時透翔陽（暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)さん» 誤字報告ありがとうございます！！直ちに修正します！(>_<)ゞこちらこそ、読んで下さりありがとうございます！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ありがとうございます！ (2020年11月15日 22時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅まっちゃ | 作成日時：2020年8月3日 21時
