43曲目 ページ48
体育館の扉が開いたと思ったら、金髪の女性が出てきた。そして、後ろから現れた2人の少年。
貴(誰かな…?オレンジの子と黒髪の子…)
と疑問に思いながらも練習は続いてるため、練習の方に集中する。
……____
貴「…すご……なにあの速攻…」
僕は遅れてきた2人のプレイに目を奪われていた。え、あんな速攻とかあるの?と思っているのは僕だけではなく周りの人もザワめかせていた。
あ、いけない。
今は生川高校との試合中だった。
犬「灰羽!!」
犬岡くんの掛け声のあと、灰羽くんのスパイクが決まる。
貴「ッ…こっちも負けてないね。」
灰羽くんの成長に少し嬉しく思う奏。
すると、試合が終わり片付けを始めた。ボールを拾ってると目の前のボールが急に持ち上がり、見上げると鉄郎さんが居た。
貴「鉄郎さん、お疲れ様です。ありがとうございます」
黒「お疲れさん。奏の方こそ、初合宿で疲れたんじゃねーか?」
貴「まぁ、それなりには…てか選手の鉄郎さんの方が疲れてるでしょ。」
黒「まぁなw」
貴「…あ、鉄郎さん、あの遅れてきた2人って…」
黒「ん?あぁ、やっぱり気になるよなwあの二人は烏野の1年で変人速攻使ってくる厄介なやつだな」
貴「変人速攻…確かにあの速攻は見たことないですね。…どうやってるんだろ……」
オレンジの子は目を瞑ってて、あの速攻を打ってるし…てことは黒髪の子が精密なトスを上げてるってこと?でもそれって可能なのか…
と、考えているとそれを見た鉄郎さんさんが急に笑い出すと思ったら頭を強く撫でられた。
貴「ちょッ!何するんですかッ」
黒「んー、流石俺らのマネージャーだなって思ってなぁー。考えるのも良いが体調優先な。
お前、俺らより水分補給してねーだろ」
貴「!(ギクリ」
黒「他の奴らを誤魔化せても、俺は誤魔化せねーかなら(ニヤリ」
ニヤつきながら顔を近づけてくる鉄郎さんに少しドキッとする。てか、近い…
貴「〜わ、わかりました!ちゃんと水分補給します!」
黒「本当だなー?」
黒い笑みで見てくる鉄郎さんにビビりつつも、「本当です!」って言ってボールをしまう。
やっぱり鉄郎さんは誤魔化せないな…。
その後、僕はマネの仕事があるので鉄郎さんと別れ、タオルを洗濯しに行く。
タオルをひと通り洗濯し、一息つくと
?「ねぇ」
貴「うひゃいッ!!(ビクッ」
突然声を掛けられて、ビックリする。
誰だろうと思い、振り返ると
さっき目が合ったメガネくんが居た。
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紅まっちゃ(プロフ) - あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人さん» あーたまに間違えてしまうんですよね(´・ω・`)誤字報告ありがとうございます!修正します! (2020年12月23日 6時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人(プロフ) - ピアノって「弾く」だと思います! (2020年12月17日 22時) (レス) id: c1e9143c4a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 綺羅さん» マジですね!!すみません!(´;ω;`)修正します! (2020年8月12日 21時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - あの、すみません、研磨って弧爪じゃなくて孤爪だと思います (2020年8月12日 16時) (レス) id: b7fa7ddfab (このIDを非表示/違反報告)
塩苺(プロフ) - 紅まっちゃさん» ありがとうございますm(*_ _)m (2020年8月11日 12時) (レス) id: 7b3710605c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅まっちゃ | 作成日時:2020年5月14日 11時