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28曲目 ページ32

貴方サイド


風呂に入っていたら、約束の時間に迫り急いで玄関を出た。

すると、そこにはく…鉄朗さんがいて、焦っていたらつい苗字で呼んでいたのを思い出す。

やっちゃった…


貴方「えっと…今のは噛んだんです←」

黒「見苦しい言い訳はなしだぜ。(ニヤリ」

貴「う"ッ…。分かりましたよ。で、罰ゲームってなんですか?」

黒「あ…んーそうだなぁ」


これはもう逃れられないと思い、覚悟を決める僕をニヤリと笑う鉄朗さん。




黒「じゃあ……ハグさせて」


貴「…は、ハグですか?」

黒「うん。ハグ」


予想外の言葉に目を見開く。

なぜ男の僕にハグを…??

そんな疑問を抱いていると、両手を広げ来いと合図を出す鉄朗さん。

罰ゲームなので、仕方なく鉄朗さんに抱きついた。

黒尾さんは抱きつくと腕を僕の背中に回し、優しく抱きしめてくれる。


…なんか落ち着く。



貴「…鉄朗さんっていい匂いしますね。」

黒「ん?そうか?風呂入ってねーから汗臭いと思うぞ?」

貴「そうなんですか?…んーでも…」


顔をあげ、鉄朗さんを見上げると鉄朗さんもこちらを見つめ返した。




貴「僕はこの匂い好きです」



少し微笑み笑うと鉄朗さんは目を見開き、頬を赤くした。

あ…これはもしかして……



貴「…照れてます?」

黒「はぁ!?ちげーよ!」


焦りつつ、顔を赤くする鉄朗さんにニヤリと微笑む。


貴「へぇー、鉄朗さんも照れるんですね!」

黒「だから、照れてねぇーっての!」

貴「いやー、鉄朗さんも可愛いとこあるんですね(笑」

黒「聞けよ!←」


鉄朗さんの弱みを握った感じがして、楽しくなった僕はニヤニヤしてると腹を立てた鉄朗さんが僕の腕を引き、首元に顔を近づけて噛み付いてきた。


貴「ちょっ…なにし…ッ!!」



軽く噛んだ後に、強く吸った。

満足した鉄朗さんは僕の顔を見て、自分の下唇を舐めてニヤリと笑った。



黒「…仕返し(ニヤリ」

貴「っ!…やっぱり鉄朗さんって性格悪いですよね」

黒「ハハッ…なんとでも言え。」


噛まれた首をタオルで隠し、鉄朗さんをからかった事に後悔する。


その後、鉄朗さんに別れをいい家に入った。



____

黒尾サイド


奏と別れて家に向う途中で、その場にしゃがみ込んだ。


黒「はあぁー…思わず噛み付いちまった…」


腹を立て、思わずやってしまった。

…子供かよ。


そんなかな、奏の言葉を思い出す。



「僕はこの匂い好きです」






黒「…クソ。あんなのずりぃだろ…」

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紅まっちゃ(プロフ) - あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人さん» あーたまに間違えてしまうんですよね(´・ω・`)誤字報告ありがとうございます!修正します! (2020年12月23日 6時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人(プロフ) - ピアノって「弾く」だと思います! (2020年12月17日 22時) (レス) id: c1e9143c4a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 綺羅さん» マジですね!!すみません!(´;ω;`)修正します! (2020年8月12日 21時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - あの、すみません、研磨って弧爪じゃなくて孤爪だと思います (2020年8月12日 16時) (レス) id: b7fa7ddfab (このIDを非表示/違反報告)
塩苺(プロフ) - 紅まっちゃさん» ありがとうございますm(*_ _)m (2020年8月11日 12時) (レス) id: 7b3710605c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅まっちゃ | 作成日時:2020年5月14日 11時

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