【HQ】ピアノが弾けなくなった少年がバレー部と出会い愛される話。 (ページ24)

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21曲目ページ24

本屋でバリボーを買い、スポーツ用品店に行くと侑と治はバレーエリアに直行した。
…本当にバレー好きだなぁ。あの二人

何かを見て、話し合う2人を見て邪魔しないように隣の棚を見に行く。

貴「結構種類多いんだ…。あ、これとか良いかも」

サポーターとかをみていると、後ろで「奏さん？」と聞き覚えのある声がした。

振り向くとが犬岡くんがいた。

犬「やっぱり奏さんだ！奏さんも、サポーターに来たんですか？」

貴「ううん。今日は付き添い。犬くんはサポーターを買いに？」

犬「はい！」

貴方「そっか。どんなのがいいの？」

犬「えっーと…」

サポーターを買いに来た犬岡くんと一緒にサポーターを選ぶ。

良さそうな物を選び、買うのを決めた犬岡くん。

犬「選ぶの手伝ってくれて、ありがとうございます！奏さん」

貴「お礼なんていいよ。こっちも時間潰せたし。またなんかあったら言ってね」

犬「はいっす！」

相変わらず、いい子だなぁと思ってると後ろから「奏？」と言ってこちらを覗いてくる侑。

貴「今行く。じゃあ、また明日ね」

犬「はい！」

犬岡くんに別れをいい、侑の方に向う。

侑「…だれ？」

貴「部活の後輩。サポーター買いに来たんだって」

侑「…ふーん。」

何か機嫌が悪そうな侑をスルーして話す。

貴「そっちは終わった？」

侑「終わっで。治が今買いに行っとる」

貴「そっか。…お昼どうする？」

侑「奏の手料理がええなぁー」

貴「なんでまた。別にいいけど。そしたらスーパー寄って帰ろ」

侑「おん。」

治も戻ってきて、3人でスーパーに寄り家に帰る。2人とも荷物持ってくれるからすごい楽←

とりあえず、双子の好きなおにぎりとおかずをつくる。

双子？双子は、バリボー読みあってるよ。

相変わらず仲いいね。

そんなこんなで作り終えて、双子を呼ぶ。

侑「お！おにぎりやん！」

治「ほんまや！さすが奏」

貴「こっちは梅干し、こっちはネギトロだか好きな方取ってね」

やった！と叫ぶ双子は「いただきます」といって僕の握ったおにぎりにかぶりつく。

治「うまいわ…やっぱり奏のおにぎり好きやわ」

侑「俺もや。ネギトロうま！」

奏「そう言ってくれると作りがいがあるよ」

少し笑って僕もおにぎりを食べる。

その後も、学校の事やバレーの事を話して楽しく過ごした。

ゲームをしたりもして久々に賑やかな休日を過ごした。

侑がゲームに負けて顔に落書きられたのは、ここだけの話。