19曲目 ページ22
黒尾サイド
奏が入部してから、3日ぐらいがたった。
最初に会った時は、顔面にボールが激突して倒れてたけどw
保健室に運ぶ時に思った。
綺麗な顔してるなって。
そして軽い…。
こいつちゃんと飯くってんのか?って思うぐらい軽かった。
ベットに寝かせ、リエーフに保健室の先生が居ないか探しに行かせた。
黒(にしても女みたいな顔だな…大人しそう)
それが最初にあって思ったこと。
入部してから数日しかたっていないが、だいぶ印象が変わった。
大人しい所もあるが、少しずつ表情がコロコロ変わったりして犬みたいだなと思った。
マネの仕事もしっかりするし…
まぁ、バレー出来たのは流石にびっくりしたけどな。
まさか、中学の時に見てたあいつが奏だったとは思いもしなかった。
そっから興味がわいた。
今日の朝も奏と会い、一緒に向う。
ふと思い出し、ジャージが届いたことを言うと、ピクッと反応して目を輝かせていた。
可愛いな。
貴「!そうなんですか?ありがとうございます!黒尾さん」
黒尾さんって言葉にチクッとした。
そう思った途端俺の口は勝手に動いてた。
黒「…名前で呼んでみない?」
その言葉に驚き、少し悩む奏。
あー、やっちゃったな。
黒「名前で呼んで欲しいなー…なんてな」
奏をフォローするようにそう言うと「黒尾さんがいいなら、別にいいですけど…」と言われ、思わずびっくりする。
黒「まじ?…じゃあ、呼んでみ?」
俺は少し悪そうに笑って奏を見た。
奏は改めて言うのが恥ずかしくなったのか、少し頬を染めて俺の名前を言った。
貴「て…鉄朗…さん。」
ドキッとした。
俺は笑って奏の頭を撫でる。
この時俺は確信した。
俺、奏がすきなんだなって。
もっと知りたい。
他にどんな表情をするのか。
何が好きなのか。
昔はどんなだったのか。
知りたい。
そう思って、部室で夜久と話す奏を見てると研磨が袖を引っ張り耳元で、話しかけてきた。
弧「がんばれ…」
予想外の言葉に俺は目を見開いた。
こいつ、もしかして気づいてたのか、?
…流石、俺の幼なじみ。
黒「…あぁ。頑張るわ」
そう言うと納得したのか、スマホに目を戻す研磨。
黒「流石、俺の幼なじみだなー」
弧「…別に。クロが分かりやすいだけでしょ。…あ、寝顔の写真はあげないからね。」
黒「え、いや、くれよ。てか、ください←」
さぁ、どうやって落とそうかな。
151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅まっちゃ(プロフ) - あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人さん» あーたまに間違えてしまうんですよね(´・ω・`)誤字報告ありがとうございます!修正します! (2020年12月23日 6時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
あみだけどうぉぬよんのtastyが忘れられない人(プロフ) - ピアノって「弾く」だと思います! (2020年12月17日 22時) (レス) id: c1e9143c4a (このIDを非表示/違反報告)
紅まっちゃ(プロフ) - 綺羅さん» マジですね!!すみません!(´;ω;`)修正します! (2020年8月12日 21時) (レス) id: f84ee2acf2 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - あの、すみません、研磨って弧爪じゃなくて孤爪だと思います (2020年8月12日 16時) (レス) id: b7fa7ddfab (このIDを非表示/違反報告)
塩苺(プロフ) - 紅まっちゃさん» ありがとうございますm(*_ _)m (2020年8月11日 12時) (レス) id: 7b3710605c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅まっちゃ | 作成日時:2020年5月14日 11時