【HQ】ピアノが弾けなくなった少年がバレー部と出会い愛される話。 (ページ14)

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(飛ばします)

今日の授業を全て終えて、帰りの支度をする。

ちなみに、母さんに作って貰った弁当にハートが書かれて和也に「え、彼女いたの？」って言われて質問攻めにされた。

……美味しかったけど。

孤「奏、行こう」

貴「あ、うん。行こう」

体育館シューズと鞄を持って研磨の横を歩く。
横に並んで改めて思った。…研磨俺よりデカい。

貴「…研磨って俺より大きいな。身長いくつ？」

孤「169だけど…」

貴「……4センチ負けた…。」

孤「そんな変わらないでしょ…」

貴「やっぱりバレーしてるからか…」

1人で勝手にショックを受けてると、そんなこんなで体育館に着いた。すると体育館には黒尾さんがいた。

黒「お、研磨と奏じゃん。一緒に来たのか」

貴「同じクラスだったんですよ」

黒「？だった？」

貴「いや、今日同じクラスって知って…しかも、隣の席…」

黒「まwじwかwwwwぶひゃひゃひゃひゃw」

孤「クロうるさい…。じゃあ、おれ部室で着替えてくるから。」

貴「あ、うん。」

腹を抱えて笑う黒尾さんを無視して部室に向かう研磨。軽い見学だからジャージには着替えてない。笑っていた黒尾さんは息を整えていた。

…てか、笑い方やばいな…

黒「はぁー…じゃあ、今日は見てるだけでいいから。あ、でも流れ玉には気をつけろよ。」

貴「あ、はい。わかりました。」

夜「お、奏じゃん！早いな」

海「今日はよろしくね。奏くん」

貴「夜久さん、海さん！よろしくお願いします(ﾍﾟｺﾘ」

夜久さんと海さんが来た後に、他の部員が集まってきた。全員集まったのを確認した黒尾さんがストレッチを始めた。

僕はとりあえず僕は猫又監督と直井コーチに挨拶をしに行く。

貴「あの、今日はよろしくお願いします(ﾍﾟｺﾘ」

猫「お〜、奏か。いらっしゃい。ゆっくりして行きな(ﾆｺﾆｺ」

直「こちらこそ、よろしくな。何か質問とかきいてくれ。」

貴「ありがとうございます。」

挨拶を済ませ、猫又監督から二、三歩離れた所で練習の風景を見てみる。

…やっぱりレシーブが上手い。しなやかとゆうか、優雅とゆうか。流石…
灰羽くんはまだまだっぽいけど、他の人はなかなか上手い。でも、やっぱり夜久さんが上手いな…。

そう考えてると、芝山くんが1人練習を抜けてどこかに向かっていくのが見えた。後を付けて見ると、ドリンクを作っていた。

あっ。そっか。マネージャー居ないから自分たちでやってるのか。

貴「芝山くん、手伝うよ。」