有名人の彼と一般人の私#3

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私は西島さんを追いかけて、へやをでた







いくらなんでも、非常識だった




活動するのは私じゃなくてメンバーと皆さんなのに、






毎日朝からずっと忙しく働いてるのに、





さらに無理言って、ダメじゃん私






サポートしなきゃなのに、




逆に追い詰めてる






屋上へ行く手前の階段に西島さんの姿が見えて






私は走って行った







『あの、西じｯ』






西「もしもし、どうした？」







だれかと電話してる？








西「今日？午後からはなにもないはずじゃｯ、あ」









西「都合わるすぎだろ、はぁｯ」









なにやら苛立っている西島さん








私は思わず角に隠れた









Prrrr...





『あ、菜々ﾎﾞｿ』







菜「どう？仕事には慣れた？」







『頑張ってるよ、今日も話し合いなの』








菜「そっかそっか。誰にも遠慮しなくていいんだかね？あんたの思ったことは、ちゃんと伝えなさい」









そう、だよね









『ありがとう。』






菜「今日終わったらご飯行こうね」








『うん、じゃあ終わったら連絡するね』






『はーい』









菜々は私の心が見えてるのかな、








感じてることをずばっと当ててくる









でもありがたいんだよね、それが









一番欲しい言葉を菜々はくれるから。









『あ、西島さん、？あれ、帰ったのかな、？』








さっきの場所に西島さんの姿はもうなくて、







『あー、どうしよーー』







西「何してんの」









突然後ろから声がした






『えｯ？あ、西島さん』









西「さっきはごめんね、俺何も考えてなかった」







『あ、いやｯ私の方こそ、みなさんのこと見えてなかったです。追い詰めてしまい、すいませんでした。 』





西「うん。これでいい？」







『…えｯ、あはい、。』








なんか違う人みたい








西「じゃあ俺いくよ」









『あ、…あ』









西「幸せそうで何より」







『しあｯ、、え？何のことですか？』







西「さっきの。彼氏でしょ」






『え、あいやｯあの』





西「俺はもうAちゃんに未練とか全くないから、気にしないでね。」









全く、ない。









『あの時は、ごめんなさい。』







西「謝りすぎ、もういいから、本当に。」






違う。









また好きで、、ごめんなさい。

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