有名人の彼と一般人の私#3

最後の告白 ページ36

そして3日後の夜




私は西島さんに連絡をした





A明日の仕事終わり時間ありますか?









西島何か用事?







Aお話があります。







西島分かった。









頑張れ私。








ーーーーー









次の日







今は会社で打ち合わせ中




全国のカフェとコラボ企画のグッズを制作中






各個人で、浮かんだアイデアをとりあえず紙に書く作業








トイレ行ってこよ







『ちょっと出てきます』









ガチャ









西「あ、今日会議室でいい？」








『はい、すいませんお時間』







西「いいよ別に」









『失礼します、』



西島さんの後ろ姿を少し見ながら、





深呼吸した



與「Aちゃん、今日にっしーとなんかあるん？」








『與さん、いやあの』






與「もしかして、より戻ﾂ『いいえ』」








『今まで曖昧だったので、私の西島さんへの気持ちが。

なので、今日最後にちゃんと私の気持ち伝えてこようと思います。』





與「最後に、？」






『はい。それでちゃんと振られてこようと思います。』









『次に進まないとって思ったんです。



自分勝手だけど、ちゃんと終わらせたいと思って。』







與「…そうなんや。



次から俺のこと考えてくれてもいいで、とかな笑」






『はい…。與さんのこともっと、知っていけたら、と』









『ほんと自分勝手ですいません。』




與「え、俺の事考えてくれるん、」







『こんな私の事、同じ目線になって、
ずっと励ましてくれて、応援してくれて、本当に感謝してます。だから、



私も少しでも與さんのこと知って、
力になりたいなって。厚かましい、ですよね』









與「…俺今、人生でベスト3に入るぐらい嬉しい、、」









『べ、ベスト3？笑なんですかそれ笑』







與「ほんっまにありがとう。俺の事そんな言ってくれて。嬉しい。
俺も、これからAちゃんに俺の事いっぱい知って欲しいと思ってるから。」









今の私の気持ちが何なのかは、分からないけど








私、與さんに惹かれてる








そう思った。









仕事終わり

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