有名人の彼と一般人の私#3

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あの夜、與さんに好きって言われた日の夜




ずっと考えてた




7年前に気持ちを伝えてくれた日から、


ずっと好きだって、言ってくれて。




私はいつだって自分のことしか見えない最低な人間なのに、




そんな私を好きだって、真っ直ぐに伝えてくれた






西島さんに振られたからどうこうじゃないけど、






與さんの優しさに







あの何もかも忘れさせてくれるような優しさに








甘えてもいいのかなって思い始めてる









今は頭が整理できてないけど、





確実に與さんの存在が私の中で大きくなっていった







與明日の生放送さ








與俺の見えるとこにおってな









A分かりました。









何も考えてないのに、何かおかしい







そんな日が何日も続いた







西島さんは私のせいでもっと長く辛い思いをしたんだと思うと、胸が苦しくなったりもした









そして迎えた生配信









ス「はい！じゃあ回しまーす！」









スタッフさんの合図で、生配信が始まる









AAAのみなさんは楽しそうにわいわい話している









西「ごほﾂ…、ﾂ」









西島さんが時々苦しそうに咳をする








ここ最近西島さんは喘息で、苦しそうだった









歌を歌う機会は忙しくはなく、







悪化まではしなかったけど、









まだ咳が続いてるみたい









西「ごほﾂ、ごほﾂ」









『あのﾂ、あﾂ』









スタッフさんに止められる







ス「これ生！」









生配信だということを、その瞬間、忘れてしまっていた私









危なかった、、









宇「次のお題は、好き。です！！」









日「うわーこれきついな笑」









秀「お前得意やろが笑」









そうして、1人ずつシチュエーションにそって、



セリフを言っていく









宇「好き。」









日「好き…」









與「……好き。」






その瞬間、與さんが言い終わった瞬間









與「…ふﾂ」






與さんと目が合ってる、？









にやっと笑った與さん









なんなの、、ﾂ今のは









西「…」







宇「はいはい戻りなーさい與笑」









與「どう？分かりやすかったやろ？笑」







日「あーまあこれかな、」






たった一瞬だったけど、



私は、今までに感じたことの無い何かを感じた。

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