有名人の彼と一般人の私#3

ご飯 ページ28

與「ここな、最近できてんて。」





『新しい建物の香りがしますね、、』




與「ふふﾂ、なんやねん新しい建物の香りって笑」







『わかりません？笑この新鮮な香りが笑笑』






久しぶりに笑ったなっておもった







與「にっしーとはどうなん？」









急に聞いてきた






『…今はもうなんにも』







與「そうなんや」






やっぱり私のこと心配してくれてこんなこと







『あの與さん』




與「ん？」









『私、これから仕事にもっともっと力を入れていきたいなって思ってるんです。



最近ちょっと色々あって、頭の中ごちゃごちゃしてたんですけど、


こうやって與さんが誘ってくれて、全部吹き飛びました



本当にありがとうございました。』






與「なんかあったらいつでもいいや」








『そうやっていつも私のことを心配してくれて、
ほんとにすごくありがたいことです。


でも、もうだれかに甘えていきたくないんです。
私はもう十分、誰かに甘えられることの大切さを知りました。


これからは自分の力で乗り越えていきたい、そう思ってるんです』






私のことで皆さんに迷惑をかけたくない






與「俺がAちゃんのことが心配でこんなことしてると思ってる？」









『…はい』


與「俺のこと優しいお兄ちゃんみたいに思ってんの？」









『え？おにいちゃﾂ』





與「好きや」









え、



與「7年前から今もずっと俺は、




Aちゃんのことが好きやねん。
心配してるんやない。好きやから、




俺に振り向いて欲しいから、
こうやって誘ってんねん。」






真っ直ぐ伝えられたその言葉に




私は









考えていたことが無くなった気がした








與「にっしーと付き合ってないんやったら、

俺のこと好きになって欲しい。


俺は本気やから。」









與「もし今Aちゃんがにっしーのこと考えてるなら、俺が忘れさしたる。全部、、」







傷ついた私の心に、與さんの優しさと想いが、








響いた

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