2.進展 ページ4
あれから、一週間が経ったが進展は特になしとなんとも残念な結果に
でも、意外と甘いものが好き、面倒見がいいなど今まで知らなかった神山くんの一面が知れた
｢なぁ、神ちゃん....｣
神山｢ん？｣
｢宿題見せて！！！！！｣
神山｢ちゃんと自分でしなさい｣
｢かみちゃぁん！！！！！｣
あ、今話したのは私じゃなく神山くんの親友の重岡大毅。通称しげ
なんと今回の席替えで私の後ろの席になった
そして、とにかくうざい
重岡｢....Aは見せてくれるよな？？｣
｢昨日しなかったあんたが悪い｣
重岡｢Aまでぇ！！！！｣
なぜかしげとは仲良くなるのに時間はかからなかった。
神山｢ほんまやで？�霤弔気鵑慮世δ未蝓�｣
神山くんには�霤弔気鷂討咾把蠱紊靴討靴泙辰�
隣だからといってそんなに話すわけでもなく
話しかけたいのだが、神山くんは真面目で授業中に寝たり、話したりする人じゃない
｢はぁ...今日も進展なかった...｣
｢Aはガツガツ行かへんからやで？？｣
｢っ！びっくりした。流星か｣
藤井｢せっかく隣になったのに話かけぇや｣
｢それができたら苦労してないっての｣
私にのしかかってきたのは幼なじみの藤井流星
高身長でモテる
｢流星は慣れてるから出来るんでしょ？｣
藤井｢まぁ好きでもないしな｣
｢いいかげん彼女作らないの？？｣
藤井｢....今はええかな｣
そう、流星はモテるのに未だに彼女が出来たことがない
理由を聞けば、自由でいたいだ、面倒臭いだ勝手なことを言いやがる
｢しげとは話せるのになぁ｣
藤井｢それはあいつがそーいうやつやからやろ｣
｢まぁね｣
帰り道、何気ない会話をしてるこの時間が1番気が楽で落ち着く。
｢あ、明日部活終わるの遅いんだけど、流星どうする？｣
藤井｢教室で待っとくわ｣
｢分かった｣
私は弓道部に所属していて、流星はサッカー部に入っている。
こうしていつもどちらかの部活が遅く終わる時には待つか帰るかの確認をする
大半、私が待つんだけど
藤井｢久しぶりにAが弓引くん見たい｣
｢じゃあ、今度の土曜日あそこでするけど一緒に行く？｣
藤井｢おん｣
流星は定期的に私の練習に付き合ってくれる
｢じゃあまたあしたね｣
藤井｢おん、ほな｣
流星の家と私の家は隣で親同士も仲がいいため小さい頃からよく遊んだ
｢明日は話せるかな....｣
今日も神山くんでいっぱいだ
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作者名：Risa | 作成日時：2022年2月2日 12時
