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私達15人の中でも、ルハンは、ミンソクとセフンとよくつるんでいた。




一気に二人を失い、しかも、それには自分が絡んでいて・・・

そんなルハンの気持ちを考えると、さらに胸が締め付けられた。





LH「……シウちゃん……セフナ……っ…ごめん……本当にっ……気づいてあげれなくて……うあああぁあぁぁああぁぁぁあぁ……っ」





ルハンはその場で泣き崩れた。



そんなルハンをタオが抱きしめに行く。





KA「俺達はもう全てを話した。次はハヨンだ。こんな状況だけど話してほしい。

さっき、Aがミンソクに言ってたこと、俺もその通りだと思っている。


ミンソクやハヨンのやったことは、決して許せないことだが、友達を助けれるのは、救えれるのは、友達しかいない。

俺達の言いたいこと、わかるよな?」




私も泣くのを堪えて、ハヨンをジッ…と見つめた。




すると、ハヨン溜息を一つこぼすと、静かに話し始めた。




HY「……っ…私…物音で起きて、そしたらセフンとミンソクが二人で教室を出ていく瞬間だった。

なんか嫌な予感がしたから、私は二人のあとをこっそり追ったの。

そしたら……ミンソクがセフンをわざと突き飛ばして…殺した。


私はミンソクに迫った、なんでセフンを殺したのって。


でもその時に私は思ってしまったの。
みんな復讐者関係なしに、どんどん自分にとって邪魔な人を殺している。

なら、私だって……ってね。」





『ハヨンのした事は間違ってるにしろ、その魂胆を作ってしまったのは私。

何がハヨンを辛くさせていたのか……教えて欲しい。』




ハヨンは首を横に振った。




HY「Aは何も悪くないわ。ただのAへの嫉妬よ。」




から笑いをしたあと、ハヨンは私ではなく、ジョンデの方を向いた。




HY「私はずっとジョンデのことが好きだった。」




『えっ。』




HY「以上。もう話す事はないわ。

本当に取り返しのつかないバカな事をしたと思っている。これが終わり次第、警察に行くつもりよ。

………っ、Aごめんなさい。生きて帰ってきてくれて……ありがと。」




ハヨンは私に向かって頭を下げた。



私はもうこれ以上何も質問をしなかった。



あれだけでハヨンが何を言いたかったのか、女の私には分かった気がしたからだ。

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あひる(プロフ) - 全然予想してませんでした!そうくるか!一気に読んでしまったら数時間経っていました!とてもおもしろかったです! (2019年1月5日 0時) (レス) id: a8420914ba (このIDを非表示/違反報告)
りんこん☆♪ - そういう事かぁ〜!私頭が悪いもんで。面白いでございます!! (2018年10月4日 17時) (レス) id: 03ca69e451 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも、恋愛系しか読んでなかったので、こういう系もいいなと思いました!更新お疲れ様でした! (2018年3月3日 6時) (レス) id: 6ed9e5bdcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - maineko527さん» 返信遅くなってごめんなさい。犯人わかっちゃいましたか〜、くそ〜(>_<)笑笑 次書く機会があればもっと悩んでもらえるような作品を書けるよう頑張りますね!!! (2017年8月16日 21時) (レス) id: 2f821f88a7 (このIDを非表示/違反報告)
maineko527(プロフ) - 前半怖かったけど、最後らへんからとても面白かったです!推理小説凄いですね!途中で誰が犯人か分かりました! (2017年7月6日 2時) (レス) id: e2de2e0e2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょな | 作者ホームページ:h  
作成日時:2017年1月11日 1時

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