53 ページ6
ガラッ……
教室の扉を開けると、みんなの視線が一気に集まる。
そして、みんな同時に安堵の表情を浮かべた。
CH「A〜〜〜っ!良かった!無事やってんな」
BK「良かった、帰ってきてくれて良かった」
CY「Aーーーーっ!!!」
ベクとジョンデ、チャニョルが飛びついてくる。
『……ジョンデ、ベク、チャニョル』
LY「おかえり、A」
みんなが優しく迎え入れてくれるのが、さらに心を痛める。
ミンソクを救えなかった事を・・・告げないといけない。
ふっと目があった。ハヨンだ。
それも凄い形相でこちらを見ている。
KA「入り口を塞ぐな、ビーグル共」
ジョンインの一言で、3人は私から離れる。
あとから、タオが教室に入ってくるが、まだ泣いている。
この状況は何かおかしいと1番初めに気づいたのはルハンだった。
LH「ねぇ、シウちゃんは?」
『………っ』
TA「……っ」
私とタオは口をきつく結んだ。
KA「今から俺達が話す事を聞いてほしい。
まず、タオ。今朝の俺に話してくれたことをみんなに言ってほしい。」
タオは涙を必死でこらえながら頷くと、今朝何を見たのかを話した。
そして、ジョンインの私を疑う行為は全て演技であることを話した。
KA「まぁ、まんまと騙されてくれたわけだよ、ハヨン。俺がAを疑ったとき、一番食いついてきてたよな?」
HY「……っ、だから何よ。本当の事を言っただけじゃない!それが、Aを殺そうとした証拠とでもいいたいわけ?」
KA「そんなわけないだろ。
それでだ。予想外の事態が起こった。
Aが一人で急に教室を飛び出ていったんだ。」
じろっとジョンインに見られたから、私は目をそらした。
1391人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる(プロフ) - 全然予想してませんでした!そうくるか!一気に読んでしまったら数時間経っていました!とてもおもしろかったです! (2019年1月5日 0時) (レス) id: a8420914ba (このIDを非表示/違反報告)
りんこん☆♪ - そういう事かぁ〜!私頭が悪いもんで。面白いでございます!! (2018年10月4日 17時) (レス) id: 03ca69e451 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも、恋愛系しか読んでなかったので、こういう系もいいなと思いました!更新お疲れ様でした! (2018年3月3日 6時) (レス) id: 6ed9e5bdcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - maineko527さん» 返信遅くなってごめんなさい。犯人わかっちゃいましたか〜、くそ〜(>_<)笑笑 次書く機会があればもっと悩んでもらえるような作品を書けるよう頑張りますね!!! (2017年8月16日 21時) (レス) id: 2f821f88a7 (このIDを非表示/違反報告)
maineko527(プロフ) - 前半怖かったけど、最後らへんからとても面白かったです!推理小説凄いですね!途中で誰が犯人か分かりました! (2017年7月6日 2時) (レス) id: e2de2e0e2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ