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「次は僕の番かな」というイーシンの声が後ろから聞こえた。
LY「テヒョンのことも、スホのことも、チャニョルのことも、僕達は待っているから。
だから、死なずに、少年院でしっかり食べて寝て勉強してきてね〜〜」
イーシンの発言に驚き慌てる、ルハンとジョンデ。
HY「サラッとぶちこんできたね」
KR「まっ、イーシンらしいけどな」
・・・みんな。
SH「テヒョン。」
スホが、テヒョンの元へ来る。
SH「もう、ビョン・ベクヒョンとして生きていかなくてもいいんだ。キム・テヒョンとして一緒に生きていこう。」
TH「…………っう……ぅああぁぁああぁあぁぁぁぁああああぁぁぁあぁ……」
テヒョンはその場で泣き崩れた。
こうして、1週間に及ぶ復讐劇は幕を閉じたのだ。
＊＊＊
3年後 >＞
私は駅の改札前で待っていた。
今は7月。暑い陽射しが肌を刺す。
「あー、テスト終わった！」
「夏休みだ！遊ぶぞ！」
「カラオケ〜〜！」
改札から数人の高校生男女が出てくる。
・・・懐かしいなぁ。
目の前を通っていく高校生と、自分達が高校生だった頃の姿が重なる。
「待たせたな。」
私はその声が聞こえたと同時に振り返った。
『遅い。遅刻よ、遅刻！』
KA「集合時間が早すぎなんだよ」
ふぁ〜〜・・・とあくびをする、ジョンイン。
『まったく〜。ほら、行くよ！先にみんな行ってるから！』
KA「Aを残しておくあたり、気がきくな。あいつら。」
ジョンインはチラッと私を見て笑った。
私はジロッと睨み返した。
KA「そんな顔すんなよな、今日は報告するんだろ？ベクとスホとチャニョルに。
私が土下座して、ジョンインと付き合うことになりましたって」
『はぁ!? 私、土下座してないし！告白してきたのジョンインからじゃん！』
私は「そうだっけ？」なんて言って、意地悪してくるジョンインをほって歩き出す。
KA「ごめんて。ほらっ、手。」
にへらっと笑うジョンイン。
全く、ジョンインの笑顔には、とことん弱いから困る。
私は差し出された手の平をギュッと握る。
『日頃のジョンインへの鬱憤を聞いてもらはなくちゃね。』
KA「え、それ彼氏の前で言う？」
私達は、ふふっと笑い合うと、3人のいる刑務所に向かって再び歩き出した。
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あひる(プロフ) - 全然予想してませんでした！そうくるか！一気に読んでしまったら数時間経っていました！とてもおもしろかったです！ (2019年1月5日 0時) (
レス) id: a8420914ba (このIDを非表示/違反報告)
りんこん☆♪ - そういう事かぁ〜！私頭が悪いもんで。面白いでございます！！ (2018年10月4日 17時) (レス) id: 03ca69e451 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも、恋愛系しか読んでなかったので、こういう系もいいなと思いました！更新お疲れ様でした！ (2018年3月3日 6時) (レス) id: 6ed9e5bdcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - maineko527さん» 返信遅くなってごめんなさい。犯人わかっちゃいましたか〜、くそ〜(>_<)笑笑 次書く機会があればもっと悩んでもらえるような作品を書けるよう頑張りますね！！！ (2017年8月16日 21時) (レス) id: 2f821f88a7 (このIDを非表示/違反報告)
maineko527(プロフ) - 前半怖かったけど、最後らへんからとても面白かったです！推理小説凄いですね！途中で誰が犯人か分かりました！ (2017年7月6日 2時) (レス) id: e2de2e0e2c (このIDを非表示/違反報告)
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