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私は怖くて目を閉じた。
しかし、周りは無音。
悲鳴や叫び声が何一つ聞こえないのだ。
私はそっと目を開けた。
チャニョルに短刀が刺さるギリギリのところでテヒョンの手首は誰かに掴まれていた
『…………ジミン先生』
JM「……テヒョン、もう辞めよう。」
テヒョンの肩が微かに震えている。
そして、ジミン先生を睨け、
TH「何でだよっ！こいつを殺したら復讐は全て終わる！父さんも母さんも、ベクも救われるんだよ！？
だから、俺を止めないで！」
JM「違うんだッ！テヒョン！
チャニョルじゃないんだ！！もともと復讐される人なんていないんだ……」
テヒョンは握っていた短刀を床に落とした。
TH「もともと……いない？」
SH「ジミン君、どういう事……それ？」
これに関してはスホも何が何だか分かっていないようだ。
LY「……なるほど。そういう事だったんだですね」
CH「……え、え？イーシン分かったの？」
全員がイーシンの方見る。
LY「おかしいなって少し思ったんだよね、スホやテヒョン君の話を聞いてて。
テヒョン君が叫ぼうとした時にジミン先生が止めに来たんでしょ？
普通なら、一緒に家の中で燃えてると思うんじゃないかな？なら、家の前で泣き叫ぶかなんかして消化されるところを見てるはず。ましてや弟も中にいるのに。
……なのに、真っ先に人集りの中からテヒョン君を見つけにきた。」
TA「……え？どういうこと？」
私もイーシンの言いたいことが分からない。
LY「……なんで、ジミン先生は家にテヒョンがいないって知っていたんですか？
知っていないと、人集りから探そうだなんて思いませんよね？」
・・・っ！！
本当だ、おかしい。
ジミン先生の立ち位置があやふやすぎる
TH「ジミン君……どういう事…？イーシンの言ってる事は本当なの？」
テヒョンがジミン先生の腕を掴む。
JM「……っ、ごめん。」
TH「そんな……じゃあ…家に火をつけたのは……」
テヒョンのジミン先生の腕を掴む力が強くなる
ジョンデがイーシンに聞く。
CH「……え、てことはどういうことなん？ジミン先生は全て知ってたってことやんな…？
てことは……犯人なん？」
LY「それは違うんじゃないかな。」
CH「へ？」
ジョンデの間抜けな声が聞こえる。
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