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途中で通った医務室もボロボロだった。きっと今、みんなも自分の異能と戦っているんだろう。私も、対策をしておかないと…
〜社長室〜
社長室も、普段の静謐さは無く、部屋の中はボロボロだった。国木田さんが私たちの手を振り払うようにして中に入り、社長の机を蹴飛ばした
敦「国木田さん！？」
国木田さんは胸元から探偵証を取り出し、床の差し込み口のようなところに探偵証を差し込んだ。小さく電子音が鳴り、床のタイルが持ち上がった。そこにあったのは複雑そうな電子機器だ
敦「なんです、それ？」
国木田さんが操作しているのを後ろで私たちは見ている。すると、壁から液晶の画面が出てきた。画面は砂嵐の映像が映っていた
《…………繋がりそうです》
雑音の混じる中、聞き覚えのある声が聞こえた
《暫く、このレベルをキープしてください。とりあえず妨害できないようです……聞こえますか？福沢社長、ですか？》
国木田「国木田です。社長は現在行方知れずです。そちらは異能特務課で間違いないですか？」
ようやく電波が安定したのか、そこの画面には丸眼鏡をかけた学者風の青年が映った
《はい、僕は異能特務課の、坂口安吾です》
安吾ぉぉ！！何気に会う(？)の初じゃない！？！？少し前髪乱れてるのビジュ良、好きだわ←
《国木田さん、現在そちらはどういう状況ですか？》
国木田「俺以外には、ここに中島敦と泉鏡花、霜月奈穂がいます。それ以外の社員は、現在、行方不明です」
《霜月さんがそちらに…………了解しました……》
安吾は少し驚いたような声で私の名前を云った後、やや沈んだ声で続けた
《回線が不安定なので手短に話します。例の霧の現象が、このヨコハマでも起こってしまいました。ただし、これほど大規模な霧は、過去に観測例がありません》
画面が切り替わり、衛星で撮った上空からの画像のようなものが映し出された。ヨコハマの全てが白い霧で覆われている
《拡大こそ止まっているものの、現在、ほぼヨコハマ全域が霧に覆われ、外部と遮断された状態にあります。ヨコハマ内部の人間は、その殆どが行方不明、または消失………異能者のみ生存しているようですが、彼ら───────
つまり、貴方がたにも、危機が迫っています。特に、霜月さん、貴方には》
『………え…？』
そんなに危ない状況にいるのか、私？
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あつぴのズボンの紐 - 更新最近できたようで何よりです!!!次回楽しみにしますねぇ!!! (9月15日 22時) (
レス) id: fad440908d (このIDを非表示/違反報告)
レベ - これめっちゃ好きなので、更新楽しみにしてます！ (9月5日 11時) (レス) id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 更新頑張ってくださぁぁい!!めっちゃ好きです大好きです!!!!!体調屋テストなど色々あると思いますが無理しない程度に頑張って下さい^^次回楽しみにしています!! (8月31日 21時) (レス) id: fad440908d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 更新頑張ってください！夢主ちゃんのひたむきなところが好きです！テストとか体調とかあるので頑張って無理しないでください！ (8月13日 21時) (レス) id: d710d605b3 (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - アトラさん» ありがとうございます！個人的に私が普通の主ちゃんが好きなので、あまりチートにならないように気をつけて書いてます！ (8月4日 14時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーりん | 作成日時：2023年3月31日 0時
