若し今日この荷物を降ろして善いのなら�� ページ5
病院に行って薬をもらってきました！もう大丈夫です！更新できなくてすみませんでした！
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《私は虜囚。足首が鎖で繋がれているから、脱出装置のある部屋まで行けない》
敦「そんな……じゃあ……」
"私のことは諦めて"
その言葉は、どこか悲しそうに聞こえる
敦「駄目だ！！」
敦くんが装置を叩きながら云った
敦「そんなの駄目だ！軌道を変えるんだ！」
《これまで私には一片の光も無かった。でも今日判った、私にも選択肢はあると。命を犠牲にして皆を助ければ"きっと私は入社試験に合格できる"。探偵社員になれる。なら何も惜しくはない》
敦「止めるんだ！！」
そうしている間にも、無人機はどんどん近くなっている。私はその中、動けないでいた
その時
《………奈穂さん、そこにいる？》
『………鏡花ちゃん』
その声が私の名前を呼んだ。私は無線機の前まで歩いた。どんなことを云われるだろうか。鏡花ちゃんにあれだけ云っといて、私は何も出来なかった。それどころか、諦めさせてしまったこともあった。手が震えてしまう
しかし、鏡花ちゃんからは意外な言葉が出た
《ごめんなさい、奈穂さん》
『……………え…？』
鏡花ちゃんは小さくはっきりとそう云った
《私は、奈穂さんのことを少し恨んでしまった時があった。でも、それは間違いだった。奈穂さんは、色んな組織から追われ、心が休まる暇も無かった筈なのに、私が探偵社に来てからずっと私とお出かけしてくれたり、仕事をしてくれたり、沢山私に話しかけてくれた。だから、私は救われた》
そんなことないの鏡花ちゃん、私は…
《あなたは、誰よりも優しい人。あなたのおかげで、私は光の世界へ行けた。あの日、あの時、あなたが声をかけてくれたから》
『………鏡花ちゃん…』
私は、無線機に手を着いた
『そんなことないよ、鏡花ちゃん……だって、だって私は……私は貴女に何も出来なかった……！』
私がしてあげたことなんて、鏡花ちゃんが云ったそれくらい。まだまだ素敵なことがあるなんて、教えてあげれなかった
『まだ、鏡花ちゃんに見せたいもの、話したいこと沢山あるの。だから、次はもっと前よりもっと沢山話そう。沢山お出かけしよう』
《奈穂さん……》
『ごめんね、鏡花ちゃん。私……こんなんで』
すると、向こうから少し微笑むような気配がした
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未来 - これ嫌い、兄と比べられてた過去に推しのことを忘れる……阿呆らしい (1月31日 16時) (
レス) @page22 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - 月城 凛月さん» がれちゃんはぴば！コメントありがとうございます！すみません、いま気づきました！ (2023年3月28日 15時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - オタクの小５男子さん» ありがとうございます！すみません、いま気づきました！ (2023年3月28日 15時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
月城 凛月 - 気になるうううう（）ﾔﾂｶﾞﾚきゅう⤴︎ん⤵︎おめでとおおおお (2023年3月5日 11時) (レス) @page17 id: 430ee1c6c8 (このIDを非表示/違反報告)
オタクの小５男子 - あーあーあー！！！！！！！めっちゃ続き気になるー！更新楽しみにしてますー！！！ (2023年2月12日 16時) (レス) @page10 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーりん | 作成日時：2023年1月18日 0時
