夜柱は悲しく輝く

復帰 ページ10

炭次郎Side
俺達よりはるかに階級の高い、柱、柱…

炭「はっ！！」

貴「あっ！急に動いたら痛みが…！」

炭「すみませんでした！！柱の方とは知らず、失礼な態度を…！」

伊「なんで謝ってんだ？柱ってなんだ？」

善「知らないの！？この鬼殺隊で最強の称号を与えられた数少ない精鋭…それが柱！！」

伊「ふーん」

善「ふーんじゃないよ！！！俺も！すみませんでした！！」

貴「やめて下さい！！私も貴方達と変わらない15歳。今まで通り敬語はなしで、呼び捨てで構いません」

炭「…なら、Aも敬語やめてくれ」

貴「え？」

炭「階級関係なしに、俺達はもう友達だ！」

貴「…わかった。…ありがとう(ニコッ)」

善「あぁぁぁぁぁ！！もーかわいい！！！！結婚してぇぇぇ！！」

炭「こら！すぐに求婚するな！」

？「あのー、盛り上がってるところすみません」

ゆったりした女性の声が外から聞こえた

貴「しのぶお姉さん！」

し「久しぶりですね、A」

貴「義勇さんも」

義「あぁ…久しいな。」

し「A、冨岡さんには近づいちゃだめですよー？」

貴「急にどうしたんですか？」

し「お館様から直々に伝令です、A、鬼殺隊への復帰を命じます。当分はその3人と共に任務へ向かうこと、だそうですよ(ニコッ)」

貴「本当ですか！」

し「はい、無理のない範囲で頑張ってくださいね」

そう言って、しのぶさん？はAの頭を撫でた。

貴「あ！そうだ、左から炭次郎、善逸、伊之助です！」

突然の紹介に驚いたが、

炭「階級癸、竈門炭次郎です！」

善「同じく、我妻善逸です！」

伊「嘴平伊之助だ！」

し「ふふっ、元気があっていいですねー。私は胡蝶しのぶです、仲良くしましょうね」

義「…」

し「冨岡さんも何か言ったらどうですかー？そんなだから嫌われるんですよ？」

貴「私は冨岡さん好きですよ？」

し「…Aはいい子ですね、私達は任務があるのでもう行きます。…その箱の中については、Aがついているので見逃してあげます」

禰豆子の眠る箱を見て言った。

貴「任せてください」

し「決して、人間を傷つけることのないように」

そう言い残して、2人は姿を消した。
それにしても15歳で柱って…どういうことだ？

柱→←久しぶり

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す