感謝 ページ37
貴方Side
夜が明けて、さらわれた女性達はみんな目が覚めた。
村の人は大喜びで迎えに来た。
男「おかえり…!」
女性「ただいまっ…!」
どこもかしこも、嬉し涙で溢れていた。
烏「カァー!カァー!東の山!東の山に向かえ!」
貴「さて、行きましょうか」
炭「ああ」
村人1「あの!お待ち下さい!」
貴「何ですか?」
村人1「あなた達は一体…!」
貴「あら、言っていませんでしたっけ?…私達は鬼殺隊、私は月影Aです」
村人1「鬼殺隊…」
貴「では、次の任務がありますので」
女性「待ちな!」
貴「はい?」
女性「あんた!やっぱりうちの嫁にならないかい!?」
貴「ああ、あのときの!…残念ですが、もう嫁は懲り懲りです」
善「Aは俺の嫁になるもんね!」
貴「そんなこと言ってない」
善「冷たいなぁーー…そんなとこも好きっ!」
ありがとうという村人達の声を背に、村を出た。
しばらく歩いていると、サクッと頭に何かが刺さった。
立ち止まって抜いて見ると、私がいつもつけていた簪だった。振り向くとすぐ近くに伊之助がいて、
伊「なくさずにちゃんと持ってたぞ!偉いだろ!!」
と、ドヤ顔で言ってきた。
伊「…やっぱり、お前がつけてたほうがいい」
そう小さな声で言ったのが聞こえて、
貴「ありがとう、伊之助!偉いね」
伊「だろ!!!さすが俺様!!」
赤いリボンをほどいて、簪でお団子ハーフアップにする。
貴「どう?似合ってる?」
伊「おう!!」
善「あぁぁぁぁ!!」
炭「うるさいぞ、善逸」
貴「3人とも、ありがとう。これからもよろしくね(ニコッ)」
炭「もちろん!」
善「一生側にいるよ!!」
伊「お前とまた鬼ごっこして、次こそ勝ってやる!!」
貴「ふふっ…!鬼ごっこ、する?」
伊「よっしゃー!全力だぞ!」
善「やめてぇぇ!!」
炭「ほどほどで頼む…」
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さき(プロフ) - 優さん» 温かい言葉、ありがとうございます!!空いている時間があまりなくてスパンが空いてしまうのは申し訳ありませんが、無理のない程度に頑張ります!! (2019年9月12日 6時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - そんなー気にしなくて良いと思いますよ!誰でも間違いありますし、それに、この投稿大変でしょ?お疲れ様です。更新頑張って下さい!応援しています! (2019年9月11日 18時) (レス) id: ff48a174e8 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 我妻善逸の許嫁さん» あー!大変申し訳ありません!!!ここまで変換ミスに気づかないなんて…ご指摘ありがとうございます!! (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ずゆさん» いえ!宮沢賢治さん作曲の歌になります!とても素敵な歌なので、私が好きで作品にも使わせてもらいました! (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 炭次郎ではなく、炭治郎です。怒。 (2019年9月4日 3時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2019年8月28日 18時