聞き込み ページ24
炭次郎Side
炭「はぁ…はぁ…」
善「もう…無理…」
伊「さすがに…疲れたぜ…」
貴「みんなお疲れ様、到着よ。よかったらお水飲んで？」
背中の風呂敷をほどいて、中から水筒を3本取り出し、手渡してくれた。
善「俺達の分も！？女神！！！」
貴「あ、禰豆子ちゃん、これ、桃からの贈り物。」
手首につけてもらって、嬉しそうにバイバイと手を振って、箱に戻ってきた。
もらった水を飲んでひと息つく。
炭「ふぅ…落ち着いた。ありがとう。」
貴「少し休憩して、夜が明けたらこの村の人に聞き込みしましょう」
しばらくして夜が明けて、村人も出歩くようになって活気がでてきた。
俺達はバラバラになって調査することに。
伊之助は放っておけないから俺と一緒に。
炭「すみません」
村人「はい？どちら様？」
炭「この村で女性が消えていると聞いて来たのですが、何かご存じないですか？」
村人「あぁ…確かにこの村だよ…。毎晩2人、若い女が消えてるんだ。どこを探してもいない。何の跡形もなく消えているのさ。」
炭「なるほど…ありがとうございます。行くぞ、伊之助」
伊「さっさと鬼殺そうぜ！」
炭「鬼を見つけるために聞き込みをしているんだ」
伊「…おう」
しばらく歩いていると、遠くから大きな声が聞こえた。
何かあったのかと走って駆けつけると、
善「頼むよぉぉ！！結婚してくれよぉぉぉ！！」
女性「何なんですか！！やめてください！」
炭「善逸！！やめないか！」
善「いやだぁぁぁぁ！！」
嫌がる善逸を引き剥がして、女性に謝る。
炭「すみませんでした！」
女性「い、いえ…」
炭「あの、お聞きしたいのですが、この村で女性が消えていると…」
女性「…はい」
炭「何か知っていますか？」
女性「いえ、何も…でも、昨晩私の友人がいなくなって…！」
そのとき感じた、動揺と悲しみの匂い。
炭「辛いところ、失礼しました。」
善「炭次郎！！なんで邪魔したんだよ！！」
炭「…」
善「…炭次郎？？」
…何かがおかしい…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき(プロフ) - 優さん» 温かい言葉、ありがとうございます！！空いている時間があまりなくてスパンが空いてしまうのは申し訳ありませんが、無理のない程度に頑張ります！！ (2019年9月12日 6時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - そんなー気にしなくて良いと思いますよ！誰でも間違いありますし、それに、この投稿大変でしょ？お疲れ様です。更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年9月11日 18時) (レス) id: ff48a174e8 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 我妻善逸の許嫁さん» あー！大変申し訳ありません！！！ここまで変換ミスに気づかないなんて…ご指摘ありがとうございます！！ (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ずゆさん» いえ！宮沢賢治さん作曲の歌になります！とても素敵な歌なので、私が好きで作品にも使わせてもらいました！ (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 炭次郎ではなく、炭治郎です。怒。 (2019年9月4日 3時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さき | 作成日時：2019年8月28日 18時
