山下り ページ23
炭次郎Side
月明かりだけの暗い山道を、俺達は進んでいる。しかし、
炭「はぁっ…はぁ…速い！！」
善「もう無理ぃーー！」
伊「わっははは！！」
Aが速すぎて追いつくのがやっとの状態だ。
暗くてあまり見えない道を、全速力かと思うくらいのスピードで駆けていく。
善「A…！！ちょっと速くない！？」
貴「あら、そう？私達が一刻も早く辿り着かなければ、今日この夜にもまた女の子が殺されているのよ？」
善「それは…！！うぉぉぉぉぉー！！！」
女の子と聞いた善逸は、スイッチが入ったようで更に速くなった。
炭「こんなに暗い道…！どうしてそんな速く走れるんだっ…？」
貴「私、暗いところでは目が効くのよ。でも逆に、太陽が照っている明るいところはよく見えないの。それにこの山は私の庭のようなものだから、慣れてるのもあるかもしれないわ」
にしても体力が凄すぎる。
伊「うぉー！待て！！A太郎！」
貴「太郎はいらない！さあ、捕まえてごらんなさい！」
伊「猪突猛進！！」
貴「うふふっ！ここまで追いつけるなんてすごいわ！伊之助！」
伊之助はAの1歩後ろを走っている。
伊「…俺をホワホワさせんじゃねぇ！褒めるな！」
善「てめぇ！Aに近づくな！あほ！！」
その様子を見てあははっと笑っていると、背負っている箱がガタンっと揺れて、禰豆子が出てきた。
たたたっとAのところまで走っていった。
炭「禰豆子は走るのが速いなぁ…」
貴「あら禰豆子ちゃん、おはよう」
禰「うー」
両手を広げて、Aを見上げている。
貴「ふふっ…いいわよ」
Aが禰豆子を抱っこして、再び走り出した。
貴「あともう少し！頑張って！この山を下ればすぐよ！」
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さき(プロフ) - 優さん» 温かい言葉、ありがとうございます！！空いている時間があまりなくてスパンが空いてしまうのは申し訳ありませんが、無理のない程度に頑張ります！！ (2019年9月12日 6時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - そんなー気にしなくて良いと思いますよ！誰でも間違いありますし、それに、この投稿大変でしょ？お疲れ様です。更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年9月11日 18時) (レス) id: ff48a174e8 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 我妻善逸の許嫁さん» あー！大変申し訳ありません！！！ここまで変換ミスに気づかないなんて…ご指摘ありがとうございます！！ (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ずゆさん» いえ！宮沢賢治さん作曲の歌になります！とても素敵な歌なので、私が好きで作品にも使わせてもらいました！ (2019年9月4日 8時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 炭次郎ではなく、炭治郎です。怒。 (2019年9月4日 3時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2019年8月28日 18時
