お姫様と従者の仲良しキッチン3 ページ10
ユウside
ジャ「そんなことで…」
ユ「そんなことで！？よく言えましたね、先輩にとってここでできた友達がどれほど大切な存在なのか知らないんでしょ！ジャミル先輩のバカ！料理のことはわかっても乙女心はわからないなんて！」
…そういえば、スカラビアの2人は先輩の過去は知らないんだから無理もないことだ。
カリム先輩や周りの私達と同じように、少しからかっただけのこと。
確かに一般的に見ればA先輩の方がめんどくさい女になる。
でも自分達は知ってるから。
先輩は身分のせいで周りと距離をとられることを何よりも嫌うことを、
家族も友達もいないこの世界で、先輩の支えになっているのはここでの友達だということ。
…確かに変なところこだわるし、やたら強情なところがあるのは事実だけど(汗)
ジャ「何かうまいこと言うな！俺が悪いのか！？これ」
ジェ「まあ、人それぞれのやり方にケチをつけられた挙句人格を否定するような皮肉まで言われたら、腹が立つでしょうねぇ…特にアップルパイはAさんの得意料理ですし…レシピを簡単に変えたくないでしょう」
ジャ「そんなつもりで言ったんじゃないんだが…。そう聞こえていたなら申し訳ないことをしたな。」
ユ「余計なお節介ってやつです。母親かよってくらい」
ジャ「スパイスへのこだわりは俺にもあって、それを否定されて少し腹が立ったし…こちらの非は十分にある。謝れば許してもらえるのだろうか……。あぁ！！同い年の女性なんて扱い方がわからない！！」
ユ「落ち着いて下さい。先輩は優しいですよ、例えば…この作りかけのアップルパイをジャミル先輩が美味しく仕上げる…とかでも喜んでくれると思います。」
ジャ「しかし…洋菓子の作り方は知っていても…作ったことは…」
ト「手伝おうか？」
ジャ「クローバー先輩…！」
ト「一緒に、Aが唸るくらい美味しいパイを焼こう」
ジャ「はい」
フ「なぁーんだ。絞めなくていーの？つまんねぇ〜」
ユ「自分達も手伝えることありますか？」
ト「そうだな…俺がこっちを見てる間、お茶会のタルトの飾り付けを頼む。絵が横に置いてあるからその通りにな」
グ「それならオレ様にもできるんだゾ！」
ジェ「何はともあれ、平和でよかったですねぇ。さて、こちらもささっと仕上げましょうか」
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さき(プロフ) - はーちゃんさん» ありがとうございます！！！たまにみなさんがくれる優しいコメントに励まされてます…！どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします！！ (2020年8月25日 12時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - とっても面白いです！！！応援してます！たくさん更新してください！ (2020年8月23日 1時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 輝月さん» ありがとうございます！！！最近ネタ切れし始めてて更新速度がかなり遅いですが、どうぞ温かい目で見守ってて下さい…！ (2020年8月11日 10時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
輝月 - すっっっごく面白いです！！ これからも応援してます！ (2020年8月10日 20時) (レス) id: 0d2fd88c3c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - dmeenioさん» コメントありがとうございます！そうですよね！書きたければでいいんですよね！書きたいネタが思いつく限りは続けようと思います！！！dmeenioさんも更新頑張ってください！！ (2020年6月18日 6時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年6月17日 19時
