秘密のバーカウンター2 ページ7
貴方side
貴「お待たせしました、ロブロイとジンジャーラムです」
学「ありがとうございます。…これはまた美味しいですね」
レ「…カクテルなんてのは久しぶりだな」
貴「これからも通って下さると嬉しいです」
学「もしも未成年の生徒にお酒を提供なんてしたら、そのときはさすがに店じまいさせますからね？よろしいですか？」
貴「ご安心下さい。お酒の保管は抜かりなく。酒用倉庫の鍵は私しか持っておりません」
また店の扉が開いた
ク「夜更かしとは感心しないな、仔犬」
貴「クルーウェル先生、いらっしゃいませ」
学「先生もどうです？」
ク「注意でもしようかと思って来てみれば…学園長までこのザマでは格好がつかないな」
貴「先生は何にいたしましょう？」
ク「…バーボンソーダを頼もう」
渋々学園長の隣に座った。
貴「かしこまりました」
学「これからの職員会議はここでします？」
ク「はっ、酒に酔いながら職員会議とは…そんないい加減だから学園でバーなんて開くんじゃないのか」
学「グレーゾーンではありますが…それくらいの方がお酒も楽しめるでしょう」
レ「アウト寄りだと思うけどな」
貴「ふふっ、ええ、かなり」
ク「まあ、悪くないだろう」
学「学園での行いを見ている限り、Aさんにこんな一面があるなんて思わないでしょうね」
レ「なんつーか…お姫様なんて言葉が似合わない趣味ばっかり…」
ア「子供に戻ったAさんのトランプの強さには驚きましたね…」
貴「カクテルにはまったのは成人してすぐ。パーティーで招いたバーテンダーの動きに魅了されてからです。
幼い頃からそういう、大人の楽しみから遠ざけられて育ってきた反動なのか…楽しくて楽しくて…。
トランプはやりたいと言えば喜んで教えてくれました。よくお父様とチョコレートを賭けて遊んでましたの」
レ「お金じゃないだけマシだがやってることは可愛くねぇな」
学「はぁ…ハメを外しすぎない程で頼みますよ」
貴「もちろんですわ、学園長」
大人な時間が流れる、普段と少し違うモストロラウンジ。
先生もときたまふらりと訪れる生徒に内緒のバーカウンター。
毎週金曜日の夜だけ、ひっそり営業中です。
こんなモストロラウンジが見たい！と、リア友からリクエストがありましたので書かせて頂きました！！！！
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さき(プロフ) - はーちゃんさん» ありがとうございます！！！たまにみなさんがくれる優しいコメントに励まされてます…！どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします！！ (2020年8月25日 12時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - とっても面白いです！！！応援してます！たくさん更新してください！ (2020年8月23日 1時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 輝月さん» ありがとうございます！！！最近ネタ切れし始めてて更新速度がかなり遅いですが、どうぞ温かい目で見守ってて下さい…！ (2020年8月11日 10時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
輝月 - すっっっごく面白いです！！ これからも応援してます！ (2020年8月10日 20時) (レス) id: 0d2fd88c3c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - dmeenioさん» コメントありがとうございます！そうですよね！書きたければでいいんですよね！書きたいネタが思いつく限りは続けようと思います！！！dmeenioさんも更新頑張ってください！！ (2020年6月18日 6時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年6月17日 19時
