監督生は人気者3 ページ32
貴方side
ポムフィオーレの人達を招き入れる。
フ「げ、なんでウミネコ君がいんの？」
ル「おっと、安心してくれたまえムシュー愉快犯。病人の前で追いかけ回すほど野蛮ではないさ」
ア「随分と人が増えましたね、ユウさんの負担にならないように僕達はそろそろおいとま致しましょう」
ユ「あ、いいです。居てください…。」
ア「しかし…」
ユ「自分もA先輩と同じで、この世界にひとりぼっちで来たんです。心細い毎日だったのに、今はこんなにたくさんの人に囲まれて…。この幸せな時間が、自分にとって1番の薬なんです」
エ「監督生…」
ユ「あ！でも！風邪移しちゃ悪いので！さっさと帰ってください！」
デュ「いや言い方がひどくないか？」
ユウ君のためにこんなにたくさんの人達が…。
私が風邪を引いたときもみんな駆けつけてくれたけれど、今の私の人間関係はユウ君の人望あってこそなのかもしれない。
いつも私のことを思って心配してくれる。その優しさは誰に対しても平等で、嘘偽りがない。
それを心の拠り所にしている人は、この中で私一人ではないだろう。
ト「この部屋が涼しいのって、すきま風が入ってきてるからじゃないか？さっきから俺の後ろがスースーしてるんだが…」
エペ「…ほんとだ、少しだけだけど風が入ってきてる。木製で年季が入ってると仕方ないよね…」
フ「だってここ、オンボロ寮だもんね〜♪」
ア「ボロいからこそ成り立つなんて、ユニークですね」
ユ「馬鹿にしてるんですか？」
ヴ「私はこのヴィンテージな雰囲気、嫌いじゃないけど」
リ「僕もだよ。秘密基地のようで少しだけワクワクする」
ケ「わかる〜！ある意味映えるよね！」
ユ「さすが！どこぞの腹黒人魚先輩達とは違いますね！」
ジェ「腹黒人魚…とは？」
エ「うわ、ジェイド先輩顔こっわ！人殺しそう」
ジェ「殺しませんよ」
グ「説得力なさすぎなんだゾ…」
ル「ははは！さすがムシュー計画犯！その笑顔に隠された本性が実に魅力的だ…！」
いつもは静かなオンボロ寮が、お城のパーティー会場のように騒がしく、お城のパーティーよりも温かい雰囲気に包まれた。
…さすがトリックスター…
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さき(プロフ) - はーちゃんさん» ありがとうございます！！！たまにみなさんがくれる優しいコメントに励まされてます…！どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします！！ (2020年8月25日 12時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - とっても面白いです！！！応援してます！たくさん更新してください！ (2020年8月23日 1時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 輝月さん» ありがとうございます！！！最近ネタ切れし始めてて更新速度がかなり遅いですが、どうぞ温かい目で見守ってて下さい…！ (2020年8月11日 10時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
輝月 - すっっっごく面白いです！！ これからも応援してます！ (2020年8月10日 20時) (レス) id: 0d2fd88c3c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - dmeenioさん» コメントありがとうございます！そうですよね！書きたければでいいんですよね！書きたいネタが思いつく限りは続けようと思います！！！dmeenioさんも更新頑張ってください！！ (2020年6月18日 6時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年6月17日 19時
