今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:46,045 hit
小｜中｜大
57 ページ7
1歩目を踏み出したところで私は重要な事に気がついた
『ピン留めがない…』
そう。袋に入れていたはずのピン留めがどこにもない
どこかに落ちている訳でもない
「てめぇが探してるのはこれか？」
後ろを振り向いたらさっき殴ったやつが立ち上がっていた
伸ばされた手の中には私の無けなしのお金で買ったあのピン留め
『返して』
「あ？返すわけねぇだろ」
『大切なものなの』
「…じゃあ返してやるよ」
私が強めに言えば素直に返そうとした男
取りに来いって言ってピン留めを差し出している
私も早く帰りたいから男の元に行ってピン留めを取りに行った
そしたらグッて腕を引っ張られて
「俺らと来てくれたら返してやるよ」
『はっ？ちょっと…』
抵抗するけどもう一人の男も運が悪い事に復活。
私の姿を見るとニヤニヤしながら取り押さえにきた
『やめろって…っ！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1416人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほくとすきぴ - こーゆー女の子ばりかわいい (2019年11月10日 15時) (
レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺大福 | 作成日時：2019年11月3日 14時
