【ツイステ】サバナクロー寮には女の子が2人いる？！(Part3) (ページ24)

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第123話ページ24

レオナside

ホリデー明け。ようやくチェカから開放された俺はサバナクローの自室のベッドに倒れ込む。

「どんな体力してんだよ、あいつ」

チェカの相手してたらキリがねぇ。

ま、こっちも厄介事があったがとある事のお陰であっさり済んだ。

それよりチェカの方で疲れちまったから結局意味なかった気もしなくはねぇが。

ラギー「あけましておめでとうございまー....あんたその顔どうしたんスか？」

「あ？」

ラギー「明らか隈できてんスけど？！」

「散々チェカの相手させられた」

ラギー「あー、ご愁傷さまッス」

はぁ。とりあえず寝ねぇと回復もなんもあったもんじゃねぇな。

すると

ミツキ「ラギー！レオナしゃーん！あけましておめでとう！」

ラギー「ミツキ！あけましておめでとうッス！」

ミツキが部屋に来た、と思えばバカップルのイチャつきが始まった。

ミツキ「ふふっ！ラギー、元気そうでよかった！」

ラギー「ミツキも元気そうでよかったッス！」

.....最近はこいつらを見る度、何で俺とアイツはこうなれねぇんだろう。不公平だろうがと、醜い心が顔を出す。

別にコイツらが悪いわけじゃねぇ。

んなの分かりきってる。

だが.....

「(お前ら見てると、腹立つ)」

そう思ってしまうのも、事実だった。

ジャック「あ、ラギー先輩、ミツキ先輩、レオナ先輩。あけましておめでとうございます」

ミツキ「ジャック！あけましておめでとう！」

そんなのも知らずにジャックまで部屋に。

なんでこんな集まんだよ。

ラギー「あけましておめでとうッス、ってなんか浮かない顔？」

ジャック「実は、監督生とキアラがスカラビアの副寮長？のオーバーブロットに巻き込まれたらしくて」

ミツキ・ラギー「え？！」

そういや、キアラとのマジカメのやり取りでそんなこと言ってたっけな。

ジャック「ユウは怪我なかったんすけど、キアラの背中の怪我が悪化したって」

ミツキ「悪化したの？！」

ラギー「いやダメじゃん！」

そんな会話を横目に俺は寝る体勢になる。

ラギー「ちょっ、レオナさん？！」

ミツキ「戻ってきて早々寝るの？！」

「飯の時間になったら起こせ」

俺は、アイツらには分からねぇようこっそりと胸のペンダントを握って目を閉じた。

俺の思い、な......仮に通じ合えたとして。

俺とアイツが一緒に生きられる未来なんて

来るはずもねぇんだ＿＿＿＿＿＿＿＿

それでも

好きだ....キアラ

だから____死ぬな。