第115話 ページ16
ユウside
やっぱり、私達がこうなるようにしたのも。カリム先輩を操っていたのも、ジャミル先輩だったんだ。
と....
カリム「じゃ、ジャミル。これは....どういうことだ?」
ジャミル「カリム?!」
どこが憔悴した雰囲気のカリム先輩が出てきた。
アズール「おや?気づかれませんでした?先程繋いでいたのはキアラさんのスマホと
ジャミル「!!お前、まさか?!」
アズール「ふふっ。寮長繋がりで連絡先は知っていたものですから。カリムさんには僕のスマホを通じて、ジェイドのスマホからリークさせていただきました。最も、ここまで策が練れたのもキアラさんの情報あってこそ、ですが」
フロイド「ウミヘビ君さー、イルカちゃんがこうなった時点でもっと警戒しとくべきだったよねぇー」
と、みんなが思い思いのことを述べる中。
カリム「なぁ...お前が俺を操っていたなんて嘘だよな」
カリム先輩がそんな事ないよなと確認するようにジャミル先輩に聞くと...
カリム「だって俺達、親友だろ?!」
ジャミル「....ははは、ははははっ、あっはははははは!!」
突然ジャミル先輩が笑い出した。
あれ、私なんだかこの空気知ってる。
ジャミル「....そういう所だよ」
カリム「え.....?」
ジャミル「俺はな、物心ついた時から、お前のそういう能天気でお人好しで馬鹿なところが....」
「大っっ嫌いだったんだ!!」
や、やっぱりそんな気はしてたけど!
ジャミル先輩が堰を切ったように本音をぶちまけていく。
ジャミル「俺も、家族も....何もかもどうにでもなれ!瞳に映るはお前の主、尋ねれば答えよ 命じれば頭を垂れよ
モブ「あぁっ.....?!」
モブ「あ....頭がっ.....?!」
嘘っ?!これってまさか!
アズール「なっ?!まさか、寮生全員を洗脳にかけただと?!」
ジャミル「お前たち!カリムとオクタヴィネルの奴らをつまみ出せ!」
モブ「はい。ご主人様...」
やっぱり戦闘は避けられないのーーーー!!
ジェイド「ジャミルさん!これ以上ユニーク魔法を使い過ぎればブロットの許容量が.....!」
ジャミル「うるさい!!俺に命令するな!」
しかもなんか嫌な予感しかしなぁぁぁぁあい!
もう!ホリデーこんなんばっかりーー!!
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ガーベラ - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしています!! (2021年5月31日 7時) (レス) id: 94ea218e4d (このIDを非表示/違反報告)
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