FBIの子どもを身ごもりました

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とりあえず秀一さんに電話…と思ったがで私は今家にいることになっている。
考えていると子供達は既にキュラソーを連れて水族館の中へと入ろうとしていた。



本当に記憶を失っているのかは定かじゃないが、、


キュラソーが子どもに手を出すなんてことはしないはず。


でも私や安室透、水無伶奈に組織の手が回っていないところを見るとキュラソーはしっかりジンと連絡が取れてないのかしら


「Aさん、どうかした？」


知らず知らずのうちに眉間にシワが寄ってしまっていた私にコナンくんが心配そうに尋ねる。



『ううん。なんにもないよ、私たちも手がかり探しに行こうか？』



「そうだね！」



あまり目立たないように



慎重に









「なかなか見つからないわね、手がかり。」


そう言って哀ちゃんは深くため息をついた



「あれだけ特徴的な髪と目をしているから誰か覚えてるはずなんだけど。あ、あいつら何遊んでんだ？」



コナンくんの視線の先へ目をやるとダーツゲームをする子供達とキュラソーの姿があった



『私たちも行ってみようか。』



階段を降り、子供達のもとに行く



さすがキュラソー、全ての矢がど真ん中に刺さっている。


それを見た哀ちゃんがひどく怯えた顔をしたのが視界に写った



勘のいい子だ。きっと組織の匂いに勘づいている。



博士が観覧車が空いたことをみんなに伝えると子ども達はまたすぐに走って行ってしまった



コナンくんがダーツゲームのお兄さんにキュラソーのことを尋ねるがやはりこれといった情報は得られない。



そりゃそうだ。組織の一員がわざわざ客としてこんなところ来るわけがない。
……まぁジンとウォッカはジェットコースターに乗っていたけど…



『私たちも観覧車行く？』



「そうだね。」



哀ちゃんは必死に考えを巡らせているのかなにも話さない



「あの人…組織のナンバーツー…RUMなんじゃ…」



やっぱり気付いてたか



でもキュラソーはナンバーツーじゃない

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