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5話(マンネズside) ページ9

HKside

短い休憩時間。テヒョナとトイレに行く途中の話題は新しく加入したAヒョンのこと。

TH「高校行きながらでもこんなに辛いのに、大学行きながらなんてほんとに凄いな…」

HK「それな!歌もダンスも初心者とは思えないほど上手いし」

TH「初心者があの練習についていけてるのは奇跡だと思う。」

HK「なにかコツとか秘訣があるのかな?聞いてみたいけど…」

TH「忙しそうだし、最低限しか会話したことないからそんなこと聞けないよね」

HK「それなー…はぁ仲良くなりたいのにな…」

Aヒョンとは、練習の時に一緒に過ごすだけで実家通いだし大学もあるから趣味とか人柄を知る機会が全くない。同じデビュー組なんだし仲良くしたいんだけど……これは他のメンバーも全員思ってることで、宿舎ではよく話題になる。



トイレからの帰り道、僕とテヒョナは以前一緒に練習しててデビュー組に入ってからは関わらなくなった怖いヒョン達とばったり廊下で遭遇してしまった。練習再開まで時間が無いのに以前のようにコンビニまでのパシリを要求してきて……年上だし怖いから怒れないし、でも言うこと聞いたら時間に間に合わないし……2人でどうしようか困っていたら、

『だったら、俺が行ってやろうか?コンビニ』

Aヒョンが颯爽と現れて、波風もあまりたてずに怖いヒョン達から僕らを守ってくれた!

ヨンジュニヒョンやボムギュヒョンは怒りっぽくて、きっと喧嘩してただろうし、
スビニヒョンは大人しいから追加でパシられたかもしれないし、

Aヒョンの対応の仕方は、威圧感を出して釘をさしながらも丸く収まるスマートなやり方で、今まで話したことなくて、正直Aヒョンの事も怖く思ってたけど、こんなに頼りになるかっこいい人なんだって感動したんだ。

テヒョナも同じ気持ちだったようで、2人で素早くアイコンタクトをして決めた。僕達、もっとヒョンと仲良くなりたい!って。


『災難でしたね』

とりあえず、誰にでも敬語で物腰の柔らかいヒョンに敬語を外して貰うところからはじめなきゃ!



初めは仲良くなりたいだけだったけど、近づくほどにものすごい努力家だとか、尊敬出来る部分がたくさん見つかって、このヒョンに頼りにして欲しい、信頼して欲しいって気持ちと、憧憬の気持ちとでグイグイ近づけなくなってしまうってこと、僕らはまだ知らなかったんだ。

6話(アメリカ修行)→←5話(練習生)



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Bright(プロフ) - ちょんちょんいさん» ちょんちょんいさんありがとうございます〜!どっちも更新頑張りますね‪🫶🏻️💞 (7月11日 19時) (レス) id: e6b330aab3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょんい(プロフ) - この作品もセブチの作品もだいすきです!応援しています! (7月11日 19時) (レス) id: 6eafd3ba10 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 2がいいです。Fighting😁😁 (5月28日 8時) (レス) @page7 id: 94a9bcecb9 (このIDを非表示/違反報告)
りいな(プロフ) - 2! (5月28日 2時) (レス) @page7 id: f0ee95df70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Bright | 作成日時:2023年2月7日 19時

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