【男主】そんなすごいヒョンじゃない!【TXT】 (ページ46)

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僕らの前では見せたことないくらいの豪快な飲みっぷりにいつもビールが好きでリビングで飲んでAを誘って断られてるヨンジュニヒョンがものすごい勢いで拗ね出す。

YN「酔ったらとんな感じになるんですか？」

『あ〜分からないんですよ。なので今日確認しようと思って。』

YN「放送出来ますかねこれ…」

簡単な酒ゲームをしながら順調に酔っ払っていくAヒョン。

チキンを食べて口の周りが汚れてしまったのを監督さんに指摘されて照れつつ恥ずかしそうに舌で舐めとる姿はかわいいのになんだか色気があって

ヨンジさんから質問されると頬杖をついて少し小首を傾げたような状態でしっかりと目を見つめて話をきいてて

でも日頃と同じように食べてる間に笑いそうになったら口元に手を当てて隠したり、大口を開けて笑うこともなくお上品で男性スタッフさんにアーンしてチキンを食べさせる酔っ払い特有の強引だけど気遣いも忘れない姿があって

酔っ払ったヒョンはなんていうんだこれ…

TH「酔っ払ったヒョンってなんだかアレだね…」
賢いテヒョナもピッタリの言葉が見つからないみたい

YN「わかった。Aさんは、酔っ払ったらなんか…魅惑的な感じになる。誰彼構わず魅了する感じ。皆惚れるというか口説きたくなる感じ？」

BG「まさにそれだよ！！」

『チンチャ？ヨンジも口説きたくなった？』

YJ「うわぁ厄介だな」

YN「正直、大学も行ってアイドル活動もしてかっこよくて…弱点が見当たらないし悩みなんてなさそうなんですけど」
聞き出すには絶好のタイミング、ナイスヨンジさん
『あるよ〜。』

YN「なんですか？」

『皆そんな感じで俺のことを完璧とか弱点ないとか言うんですけど、勘違いですし過大評価されていると思って…随分このイメージが定着してしまったんですけど実際は違うのにどうしようって…勘違いをどうにかする方法ありませんか？』

YJ「これがあいつの悩み…？」

YN「すみませんがAさん…事前に私も調べたり今日お話した感じだと…勘違いじゃないのでどうしようもないです。あなたは自己評価が低いだけで本当に凄い人です！なので諦めて受け入れてください。」

『えーーーー』
懇々と説得してるヨンジさんにぶすくれた顔で"そんなことないのに"、"不満です"って表情をしてるけど、本当にヒョンは凄いんだよ。

－そんな凄いヒョンじゃない！(とAだけが勘違いしている話)
【完】