【男主】そんなすごいヒョンじゃない!【TXT】 (ページ15)

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8話（943）ページ15

※日本語は" "で囲ってます。

デビュー活動が終わっても休む暇なんてなく次の活動の準備にとりかかる。

それでも、最近は忙しいと感じることが少ない。
なんでかって言うと、

先生「今日新しく習う言葉は"ほんとに"です。韓国語ではチンチャ、と同じ意味ですね。Aさん、"ほんとに"を使って文章を作ってください。」

『"今日は、モアの皆さんにあえてほんとに楽しかったです。"』

先生「素晴らしい。完璧です。」
TXT「おーー」

日本語の授業が増えたからだ。前世のお陰で日本語は完璧だから、先生に掛け合って授業中に大学のレポートをやる許可をGET。偶にお手本としてだったり、実力を見せるために発言を求められることはあるけど、レポートやりながら、メンバーが頑張って日本語を練習する姿を見て癒されてる。
同じ空間に居るけどレポートやってる私に気を使ったり、自分の日本語の練習に必死で話しかけては来ないからその距離感も物凄く気楽で、本国の943カムバとほぼ同時進行みたいな形で日本デビューの準備を進めてるんだけど余裕をもって仕事が出来てる。

まぁ、他のメンバーより余裕ありそうって理由で私だけ別の仕事与えられたんだけど、それが日本語バージョンの訳？作詞？に協力してくれないかってやつだったから、前世散々聞いてて頭に入ってる歌詞をそのまま提出するだけど簡単なお仕事だったし。

今日はダンス練習の後に日本語の授業ということで、メンバー皆疲れてるだろうに一生懸命質問していて、凄いなぁ…と間近で見て尊敬の念を抱きつつ、自分もレポートを完成させるために頑張ってた。
…よし、終わったー！ギリ締切前に提出完了！目が疲れたからパソコン閉じちゃお。
BG「Aヒョン、レポート終わったんですか？」

向かいに座ってたボムギュと目が合った。覇気がない、疲れてるなぁ。

『うん。溜まってたレポートは全部提出完了〜ボムギュもお疲れ様。』

BG「溜まってたレポートってどれくらいあったんですか？」

『あ〜…数えるのを諦めるくらい？ㅋㅋ』

BG「それを、レコーディングと、撮影と、ダンス練習をしながら終わらせられたんですか！？チャッカンマ、個別の仕事も貰ってましたよね？」

『まぁ、それは日本語バージョンの訳を手伝ってくれってだけだったからそんなに負担じゃなかったよ。』

BG「うわぁ〜ヒョンチンチャテバギダ〜」

日本語の勉強に飽きたボムギュとの会話に付き合ってて先生に怒られるまであと…