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6話(🦊side) ページ11

YJside

ダンスだけやってきた俺
勉強ばかりでダンスは初めてのA

ピアス付けて、怖がれるけど可愛がられもしてる俺
シンプルなファッションで、周りとどこか距離のあるA

あげたらキリがないほど、俺とAは正反対だと思う。

正直、Aのことは嫌いだった。
俺にはこれしかないのに、あいつは大学行きながらなんて片手間に見えるし

ダンスの練習も必死に食らいついてるけどたまにテンポ遅れてるし、表現に回せる余裕もない雑な感じ。

オーディションで見たフリーダンスは繊細な表現で、凄いやつが来るぞ!って期待したぶん、裏切られた気分で

こんな中途半端な奴が一緒にデビューしようとしてるなんてって、内心ずっと怒ってた。

でも何故かマンネは懐き出すし、スビンも雰囲気が悪くならないか心配して気を使ってるから、俺がここで怒ったり嫌いですアピールをしちゃダメだと思って我慢してたんだ。

そんな我慢してたぶんのイライラを、俺はアメリカでのダンス修行の時にAにぶつけてしまった。


確か、Aがアメリカでのダンス修行も交換留学しながらやるなんていうから「まだこいつはダンスに真剣じゃないのか、いつまで中途半端なんだ!」ってイライラして、

なのに練習先では誰よりも早くスクール生と仲良くなるから、

先生からアドバイスや追加レッスンとかしてもらって、

でも中途半端なあいつにアドバイスしても何も改善しないよ先生。それより俺を見て。なんて嫉妬したりもした。

でも不思議なことにあいつはどんどん上手くなっていくから、なんで!?って混乱して、Aが何してるかつけて確認したんだ。

そしたらあいつ、大学あるから誰よりも遅く宿舎に帰ってくるのに、誰よりも早く起きて家を出てレッスンの数時間前に1人で練習してたんだ。

明らかなオーバーワークで、見てられなくて思わず声をかけた。

YJ「ヤー!A!お前明らかオーバーワークだろ!何で、何でそんな勉強もダンスも頑張るんだよ!」

半ば泣きながらだった。俺にはダンスしかないのに、Aは両方頑張れてるのが悔しくて、羨ましくて

そしたら
『…もう、前(前世)みたいに中途半端な人間にはなりたくないから。自信を持ってヨンジュナの横に立ちたい。』

敬語もないAから出た本音

その一言で、俺はAのこと勘違いしてたんだって気づいた。


俺はお前のこと大好きなったけど、どうしたらもっと仲良くなれるんだろう。

7話(デビュー)→←6話(アメリカ修行)



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Bright(プロフ) - ちょんちょんいさん» ちょんちょんいさんありがとうございます〜!どっちも更新頑張りますね‪🫶🏻️💞 (7月11日 19時) (レス) id: e6b330aab3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょんい(プロフ) - この作品もセブチの作品もだいすきです!応援しています! (7月11日 19時) (レス) id: 6eafd3ba10 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 2がいいです。Fighting😁😁 (5月28日 8時) (レス) @page7 id: 94a9bcecb9 (このIDを非表示/違反報告)
りいな(プロフ) - 2! (5月28日 2時) (レス) @page7 id: f0ee95df70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Bright | 作成日時:2023年2月7日 19時

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