8人目は解釈違いです【BTS】

一話 ページ2

パン・シヒョク→PD、マネージャー→MN
ジン→JN、ユンギ→YG、ナムジュン→NJ、ホソク→HK
ジミン→JM、テヒョン→TH、ジョングク→JKです。



PD「おめでとう。君たちのデビューが決まった。いいか、これからがスタートだ。君たち防弾少年団は世界に羽ばたく存在になるんだ。」

その言葉を聞いた瞬間、俺の中に膨大な記憶が溢れてきた。
脳は処理落ちしていたけど、その後私はどうにか宿舎に帰ってきたようで

JM「…ヒョン？Aヒョン？」

『……。おぉ、どうした？ジミナ』

JM「どうしたはこっちのセリフですよヒョン！デビューが決まってみんな浮かれてるのにヒョンったら今の今まで一言も喋ってないじゃないですか！」

『あぁ。ごめん。ちょっと信じられなくてㅋㅋ
…あれ？ほかの皆は？』

JM「信じられないのは僕も同じですよヒョンㅋ僕達まだ出会って日が浅いけど、デビュー日までにもっと絆深めましょうね！ほかの皆はパーティーだって張り切って買い出しに行きましたよ。僕はシャットダウン中だったヒョンを見守る役でしたㅋㅋ」

『なるほど。見守っててくれてありがとうなジミナ。ヒョンちょっとトイレ行ってくるわ。』












inトイレ
『は？？？？？？解釈違いだが？？』
便座に座りながら私は頭を抱えていた。
頭に流れ込んできたあの記憶は、多分前世の私なんだろうなぁ…。バリバリにお金稼いでBTSに貢いでる姿も、新しいビジュが出る度に謎のテンションで褒め散らかしてたあの姿も、身に覚えしかないわ。うん。いつどうやって死んだのか全く思い出せないのが気がかりだけど、今の私…いや、俺にはもっと大事な考えるべきことがある。

『若かりし頃のジミンちゃんほんとに可愛い…餅やん………じゃなくて！なるべく俺があの7人の邪魔にならないようなキャラを考えよう！まだ関わり浅いっぽいし、デビューってなると性格も多少は作らなきゃみたいなところあるだろ！いけるいける俺ならできる。長くトイレ入ってると天使ジミンちゃんが心配するかもしれないから急いで考えなきゃ…。………ハッ！コレだ！』

ということで俺、チャ・A。これからは、
みんなを微笑ましく一歩引いて見守るオンマまたはおばあちゃんキャラで生活してこうと思う。
armyだった時も箱で母性抱いて推してたから、無理なくやれそう。よし、トイレ出るか。

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