世話係と黒豹 (ページ17)

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episode16 ページ17

私達はほぼ毎日3人が来ているらしいキャバクラの近くで夜を待っていた。

杉原「今女の人の声聞こえませんでした？」

霧島「...行くか、」

そこに入ると奥の席に3人の男が座っているのが見える。

ﾆｾ霧島「おいおい、俺は桜樹組の霧島だぜ？もっと酒もってこいや」

...、あ。何コレ。恐らく杉原は女のこと触ってるし、鶴喰？はなんだあれ、私は女なのだが。めっちゃガタイいいじゃねぇか、

霧島「なぁ、お前桜樹組の霧島って言うの？俺も霧島って言うんだよ」

ﾆｾ霧島「ひッ、、」

2人とも動いてる、私もやんなきゃね。

A「あなたが鶴喰？奇遇ね私も鶴喰って言うの。初めてかも同姓同名の人に会ったのは」

ﾆｾ鶴喰「はぁ゛？」

霧島「ちっと外出て話そうぜ？」

私と透はﾆｾ霧島とﾆｾ鶴喰を引きずって店裏の路地裏に出た。

杉原「あー、お前俺を選んどいてよかったね」

ﾆｾ鶴喰はちよっと小突いたら失禁してしまったので私は透より先に路地を出た。

ﾆｾ霧島「ごめんなひゃい、こ、ころさないでくれ、」

ガシャンと、瓶の割れる音が聞こえる

杉原「ちょっと霧島さん、やりすぎないでくださいよってあれ？あいつは？」

霧島「ん？逃げた。意識なかったやつも引きずってもってったよ」

杉原「え、あの霧島さんが人を見逃した？ほんとに？」

霧島「おい、杉原しめんぞ、」

それにしても私の名前ってそんなに広まってるのか。参ったな、

霧島「おい、さっさと帰ろうぜ、」

A「あ、うん、帰ろう。」