世話係と黒豹 (ページ2)

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episode1 ページ2

組長「入れ」

失礼します、なんの御用でと言いかけたが襖を開けてそこに居たのは

A「八重花ちゃん!!」

八重花「…A？」

そのむっとした感じは組長に、可愛らしい感じは美幸さんにそっくりだ、

あれ、お嬢に夢中で見てなかったけどなんで霧島がいるんだ？透って子供好きだっけっか、

組長「まぁ、取り敢えずそこに座れ」

私が座ると一息ついて組長は話し出した。

組長「ついさっき霧島に話したが、霧島に八重花の世話係を頼んだ。よってお前にはいつもの仕事をしつつ霧島の世話係を頼みたい、」

A「はい、もちろ、、、、ん？霧島の、ですか？」

組長「あぁ、お前なら分かるだろ、こいつの自由さが」

確かに葵さんがいた時から止めることは不可能みたいな暴走機能？みたいな

ふと横を見るとゲンナリした顔が隠せずにいるのが垣間見えた。

霧島「ど、どういうことすか組長、、」

組長「はぁ、そのままの意味だよ、普段の行いだな」

A「ふふっ、わかりました。私に出来ることならその仕事引き受けます。」

組長「あぁ、頼んだぞ。あと今夜仕事が入った。今は、6時か、準備ができたら今一度ここに、」

A「....了解です。では失礼します」

部屋の外には杉原がいたが私はドンマイと言うと自室へ戻った。戻る途中杉原の悲鳴が聞こえたのは気のせいじゃないはず、私は風呂に入って仕事着にというかいつもの服に着替えた。