人生最大の失敗

危険 ページ5

……

「お前が、残虐者Aか」
あー、なんでさっき気づかなかったんだろ…
こいつゾルディックの……

私の暗殺依頼でもきたのかしら…

「さぁ？」
負けじと私も怯えず冷静に答える

「ふふっ君はそれでごまかしているつもりかい？」

ゾルディック家の隣にいた…
あれ？さっきまでピエロじゃなかったわよね



「そっちがその気なら…」
私は具現化した少し小さめの剣を両手に持つ

「僕たち2人に勝てるとでも思っているのかい？」

そうね、、本気を出したとしても、死ぬか、、ギリ死なないかってことかしら

……っ

いきなり、黒髪のやつが襲ってきたため、すかさず「堅」をして乗り切る

攻撃はしては、防御し、の繰り返し

私の息は上がりまくってるけど、2人の方はそうでもないみたい…

強い上に、2人なんて…卑怯じゃない…
それに加えて今日はなんか…
私すこぶる調子悪いみたいだし…

まったく！
甘いものに釣られてくるべきじゃなかったわ！

はぁはぁはぁ

「やはり、今戦ってみてお前は残虐者Aということがわかったよ。殺すのはもったいないなぁ…」

「君は青い果実…僕たち2人にも引けを取らない強さ、、それにその顔…」

息のあがっている私の顔を掴み

ペロッ

っ…

何このピエロ…
今私の頬っぺた舐めやがったわ…
ほんっとに屈辱……


「その顔だよ♡いいねぇ、、人を殺す時も真顔という噂の君がここまで表情を崩してくれるなんて♡」




…こいつら本当にやばい人たちだわ…
危険すぎる！
　

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