合流 ページ20
恐ろしい日記を、手に持ってアン.ルートルンに伝えようと部屋を出ると手が片方ぐにゃぐにゃのメイドさんがいた。
「!?」
綺麗な青色の目をしている。
こちらに気づいたメイドさんが歩いて寄ってきた。
「お客様…ですか?」
お客様が来るなんて聞いてないと言わんばかりに困っていた。
「ここのお嬢さんの知り合い(仮)です」
「なんでお嬢様言ってくれなかったのかしら…」
体が半分透けてるから幽霊…?
「ねぇねぇ、メイドちゃんはどうして体が透けてるの?」
みこはやっぱり直球に言ってしまった。
メイドさんはきょとんとした顔でみこの方を見つめている。
「すいません!失礼なこと言って!」
私は頭を下げたが、メイドさんはフフッと笑っていた。
「残念ながら、私お嬢様に殺されてしまいまして…」
と悲しそうにメイドさんが言っている。
「調理上のところから包丁を持ってきたと思われます。それで首をはねられてしまって…」
そう言い、首元を見せる。そこには粗めに切られた跡がある。
見ているだけで痛々しい
「ごめんなさい」
みこは反省したようだ。さすがに今回は悪かったと思ったらしい。
「気にしなくて大丈夫ですよ」
「ありがとうございます…」
「そういえば、大広間を突き当たりの右の部屋にお客様がもう2人いらしたんですが、お知り合いですか?」
「そうです」
「持ってるものを見せたそうですし、お客様の所まで送ります。」
「…!ありがとうございます!」
「それでは、ついてきてください」
そう言い3人で階段を下がっていった。
大広間のところに出ると2人もいた。
「さっきのメイドさんじゃん!」
「君たちも連れてきてもらったの?」
「そうなの」
「メイドさん、ありがとうございます。」
「いえいえ、これもメイドの役目ですから」
「よろしければ、お名前を教えていただけますでしょうか?」
「いいですよ。私の名前は、メルラ.リセウスです」
「メルラさんで!」
「メルラさんにも、携帯を渡しておきます。それで連絡ができるので、何か緊急事態があればいつでも連絡してください。」
「ありがとうございます!」
「もうそろそろ暗くなる時間ですが、大丈夫なんですか?」
大広間の時計を見てみると、もうすぐで8時を回りそうだ。
「やば!もうそろそろ帰らないと!」
「玄関までお見送り致しますね。」
「ありがとうございます!」
そうして玄関から出た。
「さようなら!」
そう言い手を振ると、ニコッと笑いながら振替してくれた。
「それでは、さよなら。」
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作者ぬこ(プロフ) - 水月夕夏さん» コメントめちゃめちゃありがとうです!とりあえず作者ぬこという名義でやらせてもらってますが呼び名はお好きなようにどうぞ! 私の小説が面白いだと!?ありがたき幸せ (2021年10月2日 0時) (レス) id: a1b00989be (このIDを非表示/違反報告)
水月夕夏 - 作者、ぬこさんじゃなく「作者ぬこ」ってお名前なんですね!←どうでもi (・∀ -((⊂(^ ^) 面白かったです! (2021年9月25日 20時) (レス) @page17 id: f4b6b3cca2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - 合作のメモ欄見てもらっていい?(ここで言うことじゃ無い説) (2021年8月13日 8時) (レス) id: 16014352dc (このIDを非表示/違反報告)
作者ぬこ(プロフ) - 星空るるさん» いいよー (2021年2月23日 19時) (レス) id: eb27e92a91 (このIDを非表示/違反報告)
星空るる(プロフ) - 作者ぬこさん» ありがとうございます!てか返信遅くてごめんなさいッ、。 (2021年2月23日 19時) (レス) id: 6f863ee18d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者ぬこ | 作成日時:2021年2月14日 12時