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入部理由 ページ43

合宿が終わり、学校が始まった。


登校したら目の前に女性の死体があった。


それを見た日向と影山はウッと顔を顰めたが
Aは普通に立っていた。


だが手を握り締めている。


そして事情を聞きにAはブルーシートで覆われている場所に入っていった。


そして中では鬼による被害だと認定された。


そして被害者の顔を見てAは口をぎゅっと噛み締めた。


暫くしたら保護者が来て被害女性の死体を見た。


父親は泣き崩れ、母親は心ここに在らずといった感じだ。


『申し訳ありません。私のせいで娘さんが鬼による被害を受け還らぬ人となりました。
大変申し訳ありません!どんなことでも受ける所存です』


そう告げながら謝るAを見て母親は現実に帰ったのか、歩み寄り優しく声をかけた。


その優しさにAは涙を流しながらごめんなさいと言い続けた。









△▽△


『御館様…』


御館様「どうしたのかな?今日は柱合会議の日ではないはずだが」


『申し訳ありません…申し訳ありません…』


御館様「A、顔を上げなさい。何があったのか教えてくれるかな?」


御館様が歩み寄りそっと肩に手を置く。


『申し訳ありません…守りきれませんでした。
私が!…私のせいで!…』


御館様「鬼の被害にあった方が亡くなったんだね?」


『早朝5時くらいです。手足をもがれ食べられてました。鎹鴉からの報告はありませんでした…』


御館様「鎹鴉が鬼によって殺された…。
その可能性が極めて高いと言いたいのかな?」


『はい…それと…鍛錬不足が招いた事です。
私が鍛錬を怠ったから、このような事態になりました。被害者の遺族の方はとても優しい方でした。
殴るなり蹴るなり叩くなりしても良かったのにしなかった。その優しさに触れて過去の記憶が蘇りました』


御館様「Aはとても頑張ってるよ。
毎日毎日夜遅くまで血の滲むような鍛錬を行い、
鬼を狩りに行っている。そんなに自分を責めなくてもいいんだよ』

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桜華(プロフ) - 瑠姫さん» ありがとうございます!励まし、応援の言葉でやる気が漲ってきました!(*^▽^*)続編は暫くの間ロック状態となります。暫くすれば通常に戻ります。これからも作者共々よろしくお願いします! (2020年12月17日 1時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
瑠姫(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2020年12月16日 23時) (レス) id: c0085af141 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - なぎさん» こちらこそシリーズを読んでいただきありがとうございます!続編を引き続きお楽しみください。 (2020年12月16日 11時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 桜華さん» ありがとうございます(*' ▽'*) (2020年12月16日 9時) (レス) id: 9bcebeba2f (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 月薊さん» 作者の諸事情で暫くの間パスワード保護をする事となりました。大変申し訳ございません。閲覧パスワードは5742です。 (2020年12月16日 9時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜華 | 作成日時:2020年10月14日 17時

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