俺の彼氏は浮気性 3【BL】

ファッションセンス ページ10

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『ぉえ"っ、…う"ぅ"〜ぎもぢわりぃ"…』
















まるで酔い潰れた女みたく、
便器にしがみついてみっともなくゲロった。




でも結局2日間もろくな飯を食ってなかったせいで
吐き気だけが込み上げて何も出ない。

少量の胃液と泡立った唾液だけが便器に吐き出される。




二日酔いの気持ち悪さとはまた違う、
冷や汗をかくような気持ち悪さ。














『あ"…ったま、痛"ぇ〜…』














止まらない吐き気に加え、
立ちくらみの様に脳味噌が揺れて頭痛までしてくる。













こんな具合悪ぃの、小学生ん時のインフル以来だな…








俺は何もする気が起きず……というか、

いつまた吐き気が込み上げてくるか分からない恐怖に
トイレから出れないでいた。
















俺はパンツ1枚でトイレのドアに寄りかかり
座り込む。





ふと、自分の腕や足に目がいく。















たった2日間だけ動かず食わずをしていたせいで
少しだけ筋肉が減ってヒョロっとした気がする。



そういえば昔はこの女みたいに白い肌が
地味にコンプレックスだったんだよなぁー…

















今、唯一The・男！！だと思えるのは

傑いわく趣味が悪いらしい
蛍光ピンクの豹柄ボクサーパンツだけだ。




その他にも紫のくまちゃんパンツに、
ギラギラのゼブラ柄パンツ、
大量のバナナがプリントされたパンツなど、

お気に入りのパンツがいくつかある。















これは単純に俺の好みってのもあるけど、

龍がプリントされたしわくちゃのトランクスが主流だった田舎の中学でこのボクサーパンツを履いていると、

「かっけぇー！！チャラ男みてぇ！！」と

褒められたからである。







女みたいなのがコンプレックスの俺は
元々の好みに拍車をかけますます田舎のヤンキー、
もしくはチャラ男になっていった。














その癖が未だに抜けず、
短ラン型の上着とボンタン型の制服に
原色カラーのタンクトップ。

しまいにはビーサンや履き潰したサンダルだ。











気持ち悪い吐き気の中、



『ははっ…アホだな俺…』と
思い出し笑いをしてしまう。



















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Aくんのえちえちパンツをご紹介。



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絶賛絶不調！！！！→←ハーレムアニメ忠実再現

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