俺の彼氏は浮気性 3【BL】

我が家がいちばん ページ18

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高専に着いたら、
待っていてくれた傑と硝子と七海に迎えられた。


どうやら東京校の勝利を祝って、
小規模な打ち上げをやるらしい。






その前に帰ったばかりの俺と悟は風呂に入った。

もちろん時間はズラした。



















『ゴホンッ…

えー、今回は姉妹校交流会の…えー、勝利を…祝…


……あれ何言えばいいんだっけ？

あーもういいや、おつかれ！！！！
愛してるぜお前らぁ！！カンパーイ！！』














カチンっと炭酸ジュースが入ったコップがぶつかる音を
合図に一斉に飲み干す。






「まったく、締まらないなぁ〜Aは」

「Aさん、ほんとに高３ですか？」

「さすが裏切らねぇな」

「よっ！！バカ殿！！」







と、冷やかしの声と共に始まった打ち上げは、
なんだかんだ2時間も続いた。




相変わらず氷のような七海と、
冷やかす同級生はもはやお馴染みだ。







時刻は21時。





広げられたポテチやチョコの小袋が散らかるテーブルを
片付けて、一足先に七海が離脱する。





残りのお菓子類は傑の部屋へと持ち込まれ、

アルコールも交えた二次会が3年生だけで開かれた。




と言っても悟は引き続きジュースだったけど。



















『ほい、カンパーイ』


「うーい」「おつー」「はーい」












と、気だるげな乾杯を終えて、
各自落ち着けるスペースを傑の部屋の中で生み出していた。










硝子は頻繁に煙草を吸うから窓際。



当然この部屋の主はテレビの目の前。



悟はその横、テーブルに沿って座って、



俺は当たり前のようにベッドを牛耳った。













交流会の特訓もあったし、
そもそもこうして4人が集まることが最近なくて、

というかもうほぼ1年ぶりくらいか？



久々なのに久々感がない、気の抜けたこの感じが
俺は割と好きだったりする。










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部屋......フリー素材

ちびキャラ.......sitting avatar maker 様より





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