番外編�� ページ6
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向「Aちゃん〜、お邪魔するな」
A「どうぞ、蓮くんお風呂入ってるから
ちょっと待っててね」
向「ほんまマイペースやな、めめは」
A「康二くるって、俺は風呂入るしか
言われなかったからね」
仕事を終えた蓮くんが帰ってきたと思えば、
そんなことを言い出して慌てて夜ご飯を作った。
向「ええ匂いするわあ」
A「手抜きでごめんね、カレーでよかった？」
向「なんでも大丈夫！人に作ってもらったご飯って
ほんまに美味しいから嬉しい！」
やった〜！って嬉しそうにテーブルを拭いてくれたり
お茶やスプーンも用意してくれて、
かすみの面倒も見てくれている。
向「そうや、かすみちゃんってラウのこと好きやったよな？」
A「それが、保育園でかっこいい人いるみたいで」
蓮「は？何それ、聞いてないんだけど」
A「あれ、お風呂出たんだ」
蓮「ラウだから許してたのに」
向「それぐらい許したってや」
A「女の子専用の保育園探そうとしたぐらいだからね」
向「やば、そんなんあるん？」
A「無いでしょ(笑)」
蓮「かすみー、パパ以外に好きな人できたのか？」
髪も乾かさないまま、テレビを見ていたかすみに
話しかけている。
かすみ「パパは結婚する人でしょ？
好きな人は、○○くん！」
向「あっ、めめの顔が」
A「かすみは間違ってないよね」
向「そうなん？」
A「蓮くんが、かすみが結婚できるのはパパだけだよ〜ってずっと言ってたから。好きな人っていうのは教えてないからね(笑)」
向「かすみちゃん、小悪魔ちゃう？(笑)」
蓮「明日、保育園休んでパパとデート行くか！」
A「仕事でしょ、やめてよ」
かすみが拗ねた蓮くんの顔を覗き込みながら
「どしたのー？パパー？」って頭をヨシヨシしたら
はっ！って笑顔になった蓮くん。
向「めめって、あんなにちょろかったんや」
A「かすみに一番、甘々だよ」
可愛すぎて写真に収めていた康二くん。
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作者名：baby | 作成日時：2020年5月28日 9時
