足 ページ10
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さざ波の音が聞こえる。さっきまで海の中にいたのにな…などとAは考えていたが、魔法薬を飲んだことを咄嗟に思い出して目を開けた。
Aが目を開けた時には、賢者の島の例の砂浜に横たわっていた。
「足だ…」
尾鰭がまばらに動く感覚がして、足の方を見れば、人間と同じ足がふたつ。魔法薬の効果なのか、海では身に付けていなかった白いワンピースの裾から白い足が顔をのぞかせていた。
鱗とは違って、すべすべな人間の肌でできた足をペチペチと優しく叩くと、その足が存在していることが実感できる。
「すごい…魔法薬を飲むだけでここまで質の高い足が出来るなんて」
Aは一人で感心していた。ちょっとしか魔法を使えないAにとって、自分の体が変化するほどの魔法の力はやはり、驚きを隠せない。が、すぐさまその魔法薬の効能を思い出した。
「こんなにゆっくりしてたらだめだ。魔法薬の効果はその日の夜12時だったはず」
腕時計で時間を確認すると、今の時間は13時。ここから遠く見える丘の上のNRCに行くとしても、時間に余裕はある。
Aは、アリアから貰っていた『To Doリスト』をポケットから出した。
「『�］爾粒垢派�を買う』…か」
今身につけているのは、人間の姿になった時用のデフォルトの服だろう。確かに、これから王子様を探しに行くというのに、この格好では少し恥ずかしい。ひらひらしたワンピースはまるでお姫様のようではあるが。
「よし、行こう」
自分の足を少しだけ堪能して、Aは砂浜を後にした。
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さーも(プロフ) - 巫香渚さん» バースデーは比較的来てくれるような気もしますけど推しになるとこないですよね笑ギリギリまで頑張ってください！！ (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 3e0f107a18 (このIDを非表示/違反報告)
巫香渚(プロフ) - おじたんが二十連で…！羨ましいです。私も二十連したのですが、来てくれませんでした．8月1日まで粘るつもりです。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 254cdf7334 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーも | 作成日時：2021年7月2日 21時
