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腕を強く掴まれてどんどん速さが加速していく。将来のためにも一応運動はしている私だがこれはさすがにきつい。
「ショートさん！！」
「どうした？」
思った以上に怒っっているような声色でなくて安心した。
「歩くの速すぎますし、腕痛いです」
「悪りぃ…」
ハッとしたような顔をされ、腕を離される。まるで腕を掴んでいるのを気づいてなかったような。ショートさんの目線の先を見ると私の腕。つられて見ると少し赤くなってしまっている。
「あ…」
「悪りぃ、痛かったよな」
「大丈夫です、すぐ治ります」
痛かったけれど、こんなに赤くなってしまっているのは分からなかったので驚いた。
赤くなった腕にはまだ少し熱が残っていて、それをまだ感じていたい自分がおかしく感じられる。
_______まるで恋しているみたい
信じられないような可能性に驚いて口を押さえてしまう。まさか、ね…ないない。新手の吊り橋効果のようなものだろう。きっとそうだ。
「どうした？気持ち悪いのか？」
「え、大、丈夫、です、はい」
顔を近づけて心配してくれるショートさん。普段なら優しいとしか思わないけれど、今は心臓に悪いのでやめてほしい。
「天宮」
「は、い」
「お前と、緑谷が話しているのみたらなんかイラッとした」
「え…」
「よく分かんねぇけど、気付いたら腕を掴んでいた……何でだ？」
【嫉妬】、浮かび上がってきた二文字に心の中で首を振る。もちろん横に。私が恋をしている以上にあり得ない。
「なぁ、何でだ？」
「えっと…その…」
「今、お前に触れたいと思ってる」
「はっ！？」
どんどん近づいて来るショートさん。顔が赤くなっていく私とは違い、いつもの表情。
ぐるぐる変なふうに頭がなって、ぺちゃんと地面に膝がつく。
「大丈夫か！？」
「誰のせいだと…」
この気持ちは恋なのか、それとも違う感情か。
学校でやっているどんな問題よりも難しい難問に私はどうすればいいのやら。
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わっち(プロフ) - ういういさん» ありがとうございます！大変お待たせいたしました！！頑張ります！！！ (2017年7月8日 16時) (
レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
ういうい(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます! (2017年6月28日 15時) (レス) id: 31039c9cea (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - クルルさん» ありがとうございます！轟くんこういうイメージなんですよ〜！可愛いって言ってもらえて嬉しいです！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ペーパーホライズンさん» ありがとうございます！！轟くんいいですよね〜！自分の中ではこんなイメージです(*ﾟ∀ﾟ*)教えてくださりありがとうございます！おかげさまでお返事返せました！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ちはやさん» ありがとうございます！！頑張って考えていきます！お返事遅くなってしまいすみません！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わっち | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月23日 18時
