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お父さんに告げられたのは病院の場所と号室だけだった。しかも聞いたところによるとショートのお母さんの号室らしい。
お父さんが何を思って私を来させたのか、全くと言っていいほど想像がつかない。
しばらくして病院に着く。いざドアの前に着くと何を言われるのか怖くなる。どうしても震えてしまう体。
｢大丈夫だ、安心しろ｣
｢ショート…｣
わざとなのかどうか分からないがかなり引きつった笑顔を見せてくれる。励まし方が不器用過ぎて思わず笑ってしまう。
｢ありがとう｣
｢礼にはおよばねぇよ｣
ふわっと感じる手の温もり。安心させようとしたのか、ショートは来る時からずっと手を繋いでくれている。
｢…失礼します｣
｢どうぞ｣
中から聞こえてきたのは凛としている澄んだ女の人の声。そしてドアを開けて見えたのは綺麗に微笑む女の人と、私のお父さん。
｢お父さん…｣
こちらを見て、分かっていると言ったように笑顔で椅子を出し座れと言った。
｢そうだね…何から話そうか…｣
いきなり立ち上がり閉まっていたカーテンと窓を開けて、空を見つめている。どこか懐かしむように、寂しい様な横顔だ。
｢…母さんと出会ったのは今日みたいな、暑くてうっとおしくて、それでも大好きな夏の日だったな｣
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わっち(プロフ) - ういういさん» ありがとうございます！大変お待たせいたしました！！頑張ります！！！ (2017年7月8日 16時) (
レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
ういうい(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます! (2017年6月28日 15時) (レス) id: 31039c9cea (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - クルルさん» ありがとうございます！轟くんこういうイメージなんですよ〜！可愛いって言ってもらえて嬉しいです！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ペーパーホライズンさん» ありがとうございます！！轟くんいいですよね〜！自分の中ではこんなイメージです(*ﾟ∀ﾟ*)教えてくださりありがとうございます！おかげさまでお返事返せました！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ちはやさん» ありがとうございます！！頑張って考えていきます！お返事遅くなってしまいすみません！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わっち | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月23日 18時
