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髪の毛のように赤くなっている顔。覗きこんだ私をチラっと見てため息をつく。お互い顔が真っ赤になりなる。









「そういうのはダメだ、勘違いする」








勘違いしてもいいのに、不思議とそう思った。勘違いして、もっともっ意識してほしい。好きなんだな、ショートさんのこと。前には否定していた気持ちを否定できない。






「…か、勘違いして、ください」

「……」






赤くして近づいてくる綺麗な顔を直視することができずに目をキュッと瞑る。心臓がばくばく煩くなっている。ショートさんの手が私の頰に触って少しくすぐったい。







「…目、開けろ」

「無理で、す…」

「開けろ」






目を開けるとふわっと笑うショートさんの顔が近くにある。どんな顔のショートさんにもドキドキする、かなり重症だ。





「天宮」

「は、い…」

「俺は…」





時間が止まったように感じられる。ゆっくりゆっくり、時間を惜しむように思われて。





「Aー!お粥いるか……お、お邪魔しましたぁ」





突然入ってきたお父さんに雰囲気が壊される。ドアを思いっきり開けたと思ったら、ニヤニヤしながらドアを閉める。





「俺、帰りま、す…」

「あ、はい」

「ゆっくりしていけばいいのに〜」





女子のようにはしゃぐお父さんとショートさんを玄関まで見送る。さっきのことがあったからか、ショートさんはどこへでもぶつかるし、ギクシャクしている。





「また遊びに来なさい」

「ありがとうございます」




お礼をいって立ち去ろうとするショートさん。何か言いたいのだけれどうまく言葉が出てこない。







「A!また連絡、する!」

「…っはい!待ってます!」





突然こちらを向いて真っ赤な顔で名前を叫ばれる。ずっと天宮だったのに、Aって呼ばれて気分が馬鹿みたいに上がっている。






「ショート!」

「……!!」





呼び捨てで呼んで、少し恥ずかしくなる。最後に見たショートは顔を真っ赤にして思いっきりこけていた。

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わっち(プロフ) - ういういさん» ありがとうございます!大変お待たせいたしました!!頑張ります!!! (2017年7月8日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
ういうい(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます! (2017年6月28日 15時) (レス) id: 31039c9cea (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - クルルさん» ありがとうございます!轟くんこういうイメージなんですよ〜!可愛いって言ってもらえて嬉しいです! (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ペーパーホライズンさん» ありがとうございます!!轟くんいいですよね〜!自分の中ではこんなイメージです(*゚∀゚*)教えてくださりありがとうございます!おかげさまでお返事返せました! (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)
わっち(プロフ) - ちはやさん» ありがとうございます!!頑張って考えていきます!お返事遅くなってしまいすみません! (2017年5月28日 16時) (レス) id: 63677159e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わっち | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年4月23日 18時

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